Jackeryポータブル電源700レビュー!192,000mAh/700Whの大容量蓄電池はアウトドアや災害時に威力を発揮!

2020年6月14日ブログ,ライフハック

Jackeryポータブル電源700レビュー!192,000mAh_700Whの大容量蓄電池は アウトドアや災害時に威力を発揮!サムネ画像

みなさんどうもポータブル電源!ついにデカい電源を買ってしまった@xi10jun1です。

『東日本大震災で被災したときに電気なくて死ぬほど苦労したし、災害用に1個は備えておこう。』と思ってずっと忘れてたポータブル電源をついに購入しました!

容量はもちろんでっかくて、重すぎず、信頼性があって、庭作業や田植え、アウトドアに使えるタイプのをずっと探してまして、ようやく見つけたのが『Jackeryポータブル電源700』!

Jackeryポータブル電源700概要

まずはJackeryポータブル電源700の概要です。

名称Jackeryポータブル電源700(最上位モデル)
電池タイプリチウムイオン電池
容量192,000mAh/700Wh(32Ah/22.02V)
定格出力500W
瞬間最大出力1,000W
AC出力100V/5A 60Hz※
DC出力12V/7A
シガーソケット12V/10A
USB出力5V/2.4A
DC入力25.2V/3.5A(12-30V対応)
充電温度0℃~40℃
動作温度-10℃~40℃
サイズ299.7×192.9×191.5mm
重量6.3kg
値段79,800円(税込み)

販売先はこちら

なお本製品には

Jackeryポータブル電源240(67,200mAh/240Wh,価格25,800円前後)

Jackeryポータブル電源400(115,200mAh/400Wh,価格44,800円前後)

Jackeryポータブル電源1000(278,400mAh/1002Wh,価格139,800円前後)

があります(販売先によってクーポンや割引、タイムセールのキャンペーンが適用されていることがあるため、価格はこの限りではありません)。

本当は最上位モデルを購入したつもりで700を買ったんですが、その直後に1,000が発売されました。タイミングぇ・・・。

販売元のJackery IncはAppleの元バッテリエンジニアにより2012年に米国シリコンバレーで設立された会社で、ポータブル電源をはじめとする様々な電化製品を開発・製造しています。

他の製品ではJVCケンウッド社と共同で製品開発にあたるなどしているので、メーカーとしての信頼性の高さも今回の購入の決め手になりました。

※50Hz/60Hzについては、公式サイトに下記のように明記されています。

Q:50Hz/60Hz使用可能ですか?60Hzと記載されていますが、50Hzでは使用出来ませんか?

A:商品のHz数値に関しては、 Jackery ポータブル電源は50/60Hz対応でございますので、 どちらの地域でもご利用可能でございます。

引用元:よくあるご質問(FAQ)– Jackery Japan

製品レビュー

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)箱画像

というわけで、さっそく製品をレビューしていきましょう。

もし動画のほうが良い方はこちらもご覧ください。

以下は写真でのレビューになりますので、通信量が気になる場合はこのままお読みいただければ幸いです。

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)本体内容物画像

内容物は

  • 本体
  • ACアダプター
  • 車載用充電シガーソケット
  • 説明書
  • 保証書

になっています。

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)液晶電源画像

対応している出力は右から

  • AC100Vコンセント
  • USB-A出力ポート
  • シガーソケット出力
  • DC出力ポート

になっており、状況に応じて電源が利用できますね。

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)右側面通気口画像

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)左側面通気口画像

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)背面画像

側面や裏面は画像の通り。

特に側面は通気口になっているので、ここをふさがないようにしましょう。

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)本体横の長さ画像

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)本体縦の長さ画像

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)本体高さ画像

縦、横、高さはご覧の通り。

こうして見ると容量の割にコンパクトな感じですね。

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)本体重量画像

重さは6.2キロ。小数点第2位からは切り捨てになっているのでこの数字ですが、概ね仕様通りですね。

2Lのペットボトル3つ分、生後1年の猫2匹分くらいと考えると、重さもそれほどではないかなと。

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)取っ手のラバーの握り具合画像

持ち運び時に掴む取っ手部分はゴム製のグリップになっていて、摩擦で指先に引っかかるような握り具合となっています。

何かの拍子に『ズルッ』と落として壊したら大変ですから、この仕様はありがたい。

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)本体裏面画像

裏面も四隅はゴム製の滑り止めが施されていて、『絶対台の上から落とさないぞ!』的な作りになっていますね。

ただこうしたゴム製の滑り止めは保存状態が悪いとベタベタになることがあるので、正しく保管しましょう。

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)本体裏面説明画像

なお裏面には仕様が明記されています。

『あれ?この機械動くかな?』など、分からないときはこちらを見て確認しましょう。

なお、『自分の家電がどのくらいの時間動くか分からない』場合は、公式サイトで計算をしてくれるページがあるのでこちらを利用すればOKです。

Jackery ポータブル電源 700 | Jackery Japan

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)シミュレーター画像

80W(暖かめの電気毛布くらいの電気)なら約7時間30分くらいになりますね。こんなシミュレーションができるのもありがたい!

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)PCスマホ充電中画像

というわけで、早速スマホ2台とSurface pro 4を3つ同時に充電してみました!

なお各端子の差し込み口の上にスイッチがあるので、こちらを押して電源を供給します。接続端子にUSBやコンセントを差し込んだだけでは電気が流れませんので、注意してください。

なお『ピッ!』という動作音はありませんが、電気の供給が始まると本体から『フィーン!』というファンの回る音が出ることがあります。僕が撮影したときのファンの音は一瞬だけでしたが、利用環境によってはそれが回り続けることがあります。

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)PCスマホ充電中液晶画像

液晶画面には現在の出力ワット数が表示されるので、今どのくらい電気を使っているかをすぐに確認可能です。

なお液晶横のボタンがバックライトのスイッチになっています。

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)電気毛布画像

電気毛布もいけるとあったので、それも試してみました。

はい、がっつりいけます!

が、やはり消費電力が大きいので、時間には気をつけましょう。

もし電気毛布などの消費電力が大きい家電製品を用いる際は、予めテストしてからにしたほうがいいですね。

Jackery(ジャクリー)ポータブル電源700Wh(ワットアワー)本体充電画像

なお充電中の様子がこちらですが、電源タップがかなり熱くなります。

誤って長時間触れてしまう(就寝中の寝返りで触れてしまう)と、低温火傷の可能性もあるので注意しましょう。

良い点(メリット)レビュー

Jackeryポータブル電源700の良い点(メリット)は下記の通り。

  • 容量の割にコンパクトで軽い
  • 熱を出す用途以外の家電は大体動く
  • 充電方式が多様

まずは容量の割にコンパクトな点。当たり前ですが、容量が大きくなるほどポータブル電源本体も重くなります。6㎏程度の重さなら、持ち運びもできますし、車に積むのも楽ですね。

ドライヤーや電子レンジはさすがに無理ですが、そういった熱い熱を生み出す用途以外の家電(スマホ、PC、ゲーム機、扇風機、テレビなど)は大体動かせます。

あとは充電方式が多様になっている点。特に同社製のソーラーパネル『Jackery SolarSaga 100 ソーラーパネル』を用いて充電も可能ですので、電気代も節約できますね。

悪い点(デメリット)レビュー

Jackeryポータブル電源700の悪い点(デメリット)は下記の通り。

  • TYPE-C充電ができない
  • ワット数の大きい家電ではファンの音が大きくなる
  • 充電中にACアダプターが熱くなる

今スマホ充電の主流になっているTYPE-Cでの接続ができないのがデメリットですね。USBから電源を取るタイプのTYPE-Cケーブルが必要になります。

またワット数の大きい家電、特に熱が出るタイプの電化製品を使う場合はポータブル電源内部のファンが回りやすいので、特に夏場は注意です。

そして本体の充電に用いるACアダプターですが、こちらがまぁ暑くなります。就寝中に手足が触れてしまう、あるいは乳幼児が誤って長時間触れてしまうことで低温火傷などになる可能性もあります。

240,400,700,1000の種類別おすすめ

Jackeryポータブル電源は240,400,700,1000の4種類がありますが、どれを買うべきか悩みます。

例えばキャンプで使うなら

  • 240(67,200mAh/240Wh):1人~2人、1泊2日~2泊3日
  • 400(115,200mAh/400Wh):2人~3人、1泊2日~2泊3日
  • 700(192,000mAh/700Wh):3人~4人、2泊3日~3泊4日
  • 1000(278,400mAh/1002Wh):4人~、4日~

あたりが目安でしょうか。

キャンプの目的(レジャー、登山、釣り、山菜・きのこ狩りなど)はもちろん、電化製品の充電や電源(スマホ、PC、カメラ、ポケットwi-fi、テレビ、ゲーム機、ドローン、電気毛布、扇風機、プロジェクターなど)を一元化して賄うならば、人数に関係なく容量には余裕を持たせたいですね。

ただポータブル電源1000は重さが10キロを超えてくるので、気軽に持ち運ぶには不向きかもしれません。キャンピングカーに載せたままにしておくならともかく、手で運んだり持ち上げたりするのなら6.2キロの700くらいが限界かと思われます。

それから近年多い洪水や地震などの自然災害が起きたときに備えるなら、

  • 240(67,200mAh/240Wh):1人~2人(一人暮らしなど)
  • 400(115,200mAh/400Wh):2人~3人(同棲中など)
  • 700(192,000mAh/700Wh):3人~4人(一般家庭など)
  • 1000(278,400mAh/1002Wh):4人~、4日~(祖父母がいたり子供の多かったりする家庭など)

あたりですね。

スマホやPCの電源確保はもちろん、震災当時の3月はまだ朝晩の冷え込みが厳しい状態でしたから、寒さ対策の熱源は考慮したいです。逆に夏場ならエアコンが使えなくなった場合に、扇風機や冷風機を長時間動かす電源が必要です。

もしドライヤーのような、高いワット数の電源まで用いることを考えるなら1000一択かと。

まとめ:家でも外でも電気の心配がなくなるポータブル電源を手に入れよう!

特に東日本大震災のような地震災害に備えるなら、700か1000のポータブル電源をおすすめします。

当時電気が止まったことで、オール電化の住宅はかなり悩まされました。僕自身、当時一人暮らしをしていたマンションはほぼオール電化でしたから、電気が止まったことで熱源が無くなり苦労しました。ガスを契約していなかったので、お湯も沸かせませんでしたからね。

でもJackeryポータブル電源700を手に入れましたからもう大丈夫!スマホもPCもネット回線も熱源も、これ1つでなんとかなります。

備えあれば憂いなし。あれは本当ですね。

Jackeryポータブル電源240(67,200mAh/240Wh)

Jackeryポータブル電源400(115,200mAh/400Wh)

Jackeryポータブル電源700(192,000mAh/700Wh)

Jackeryポータブル電源1000(278,400mAh/1002Wh)

~注目:M&Aマッチングサービス~

現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。

[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2020年6月14日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。