ゆとり世代的「投資への恐れ」を無くす方法!なぜ投資は怖いのか

2014年8月5日お金,FX,お金,投資,

こんな記事をツイッターで見つけた。

借金生活から抜け出した米人気ブロガーが教える「投資への恐れ」を克服する方法

読んでみると分かる通り、投資への恐れとその原因、克服法なんかが良くまとめられているわけです。投資をやっている人間なら大体理解していることなんですが、ライフハックという意味で考えるとビギナー向けでしょうか。

でも、もう少し若い世代にも理解というか、興味が持てるように書いてみたいなと勝手に思ったので、僕なりにリライトしてみたいと思います。

この記事の引用部分は、全て上記のリンク先の内容となっています。

なぜ投資が重要なのか?

ここは簡潔に書かれていますが、投資は要するに

・収入を得る方法の1つ

・経済的な豊かさを得る

この2つを主な目的として行う経済活動です。

例えば、株主優待。

自転車漕ぎまくってる桐谷さんのようなハードな優待生活を目指すのもアリですが、吉野屋とかかっぱ寿司の株を保有して、株主優待で食事をすることもアリですよね。ちょっとした食生活を株主優待で賄う。これだって「経済的な豊かさを得る」ということになります。

私たちが投資を恐れる理由

これは簡単です。知識が無いからです。リンク先には4つの原因がありましたが、日本では2つしかありません。

・失敗して損する

・詐欺にあう

日本では投資の知識が無くて恥じるシチュエーションはありません。知らない人の方が多いからね。

そのかわり、特に「失敗して損する」という部分にウェイトが置かれているように思います。バブルの崩壊やら、不況やら、何度も言いますが、とにかく投資は怖いもので、危ないもので、分からないものという考えの時代があまりに長すぎなんですよ。

極端な例えかもしれませんが、危険(脱法)ドラッグよりかは安全です。あれは命を失うリスクが極めて高いですが、投資はお金を失うリスクしかありませんので。

実際恐れる必要はある?

ない!ちっとも。よく考えてみようよ。

例えば、AKBの総選挙でCD何枚も買う人がいる。100万円とか1000万円つぎ込んだ人もいるみたいだけど、あれ総選挙終わったら、カラス除けくらいにしかならないからね。投資の世界では「捨ててもいいお金で投資をやれ」とか、そういう格言らしい言葉があるけど、実際投資をしていない人の方がよっぽどお金をドブに捨てていると思うよ。

それに比べたら、お金が増えるかもしれない投資の方がいいに決まってる。

お金を失う恐怖を克服する方法

これは考え方を変えるしか無いように思う。

「お金を失う」。確かに嫌です。

なら、こう考えてみませんか?

例えば、コンビニでちょっとお菓子を買おうとするとき、「つい買っちゃうなぁ」ではなくて、「これを今日買ったとして、この後自分に何が返ってくるか」を考えます。それを1年、5年、10年スパンで見たときに「これ要るかぁ?」と思えば勝ちです。

つまり、長いスパンで見たとき、自分に返ってくるかどうかを考えます。

そして、この「返ってくる」という意識が投資そのものです。

お金を失うんじゃなくて、投資している。投資であるならリターンがなければなりません。ですが、もしそれが望めないものを買おうとしていたら、それはただの浪費で、お金を失う行動です。

投資と消費と浪費を区別する癖を身につければ、自然にお金を失う恐怖は無くなります。だって、リターンの得られるものにしかお金を使わないわけですから。

ま、ストレスで買っちゃうときもあるけどね(´・ω・`)

投資先を選ぶ

先ほどのリンクを引用します。

株式や投資信託だけが投資先ではありません。投資先の候補はざっとこれだけあります。
普通預金
譲渡性預金(CD)
債券
不動産
株式
商品
先物
オプション
貴金属
上記ののいずれか、またはすべてに投資する投資信託
民間企業

譲渡性預金や普通預金などは、とても安全な投資先です。譲渡性預金でお金を失う可能性はほぼないと言っていいでしょう。債券も長期で保有するならかなり安全です。

そんなところへ投資してもたかが知れてるって? その通り。でも、あなたは安全な投資がしたいのでは? 大きなリターンが狙える投資がしたいのでしたっけ?

実際には、リスクゼロの投資先は存在しないわけですが、ざっと上げただけでも結構あるんですね。超安全に投資するなら普通預金や定期預金、または比較的安全な債権(国債など)があるわけです。

投資の基本

まずは知識です。勉強です。

僕は簿記2級と証券外務員2種を取得しましたが、どちらも投資には役立つ資格でした。簿記は会社の財務諸表、証券外務員は金融の一般常識を勉強するのに最適です。

もちろん、これらが無くても投資はできます。でも、先ほどのお金を失う恐怖を小さくするという意味では、勉強して損は無い資格ですね。どちらも僕が大学生の頃にとった資格ですから、そんなに難しくないです。

得意分野を見つける

投資にもいろいろスタイルがあります。株式を短時間に素早く取引するデイトレードが得意な人もいれば、長期運用でゆったりまったり取引する人もいます。

あとは桐谷さんのように優待目的で保有して、日々の生活を充実させたり、不動産に興味のある人なら、マンションは勿論、REITを買って運用するのもありです。

とにかくいろいろありますので、自分にあった投資スタイルを探せばいいと思います。

「こうすれば絶対うまくいく」に乗らない

そんなものはありません。断言します。

詐欺に遭いたくなかったら、他人の儲け話や「勝てる○○トレード手法!」などという本やセミナーには絶対お金を出さないこと。はっきり言ってそんなことしている時点で損です。負けです。

投資関連の詐欺に遭うのは、自分のお金を人任せにしているからです。自分のお金は自分で管理してください。

事前準備をぬかりなく

勉強もそうですし、情報をうまく整理したり、投資する企業をえらんだりするのに多くの時間が必要です。

本来の取引の前に、ネットでシミュレーションしたり、投資ゲームをするのも良いと思います。

いくつか紹介しますね。

・簿記

簿記は、まずは3級、できれば2級にも挑戦して欲しいです。合格率はそれぞれ3級が30%、2級が20%くらいです(変わっているかも)。

・証券外務員

証券外務員は2種だけで大丈夫です。覚えるだけなので、簡単です。1種も受けられるようになりましたが、デリバティブなど、ちょっと難しいです。

ただ、合格率は大体50%くらいです。簿記は受験できる時期が限られているので不便なところもありますが、証券外務員は手続きをすればいつでも受けられます。

注意点は、法律が変わっていることです。毎年変わるので、テキストは常に最新版を購入して下さい。

・銀行口座

証券口座を開く前に、まずは銀行口座です。

僕が使っている楽天銀行は、使い勝手が良いので気に入っています。楽天証券と組み合わせたり、楽天カードで開催されるキャンペーンが多い分ポイントも貯められるので、お得に利用できると思います。

僕もいろいろ勉強していますが、まだまだです。儲けもそんなに多くありません。でもね、投資が楽しいからたぶん一生やると思う。楽しいことは続けられるものだし、それが1年以上続いているなら1つの才能だと自負して頑張っています。

楽しいよ、投資。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2014年8月5日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

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Posted by jun