Ragri(ラグリ)のメリットとデメリットとは?値段(料金)は高い?
みなさんどうも野菜生活!野菜ジュースが好きな@xi10jun1です。
前回はRagri(ラグリ)で育てた小松菜がようやく届きまして、茹でてシラスとあえたものにポン酢をかけたり、味噌汁にしたりと、大変美味しく頂きました。
というわけで今回は、ここまでRagri(ラグリ)を使ってみて感じたメリットとデメリットについて、徹底的に書いていきます!
Ragri(ラグリ)のメリット1:スマホの簡単操作で農業ができる面白さ
やっぱり一番の魅力はこれ!
スマホで育てた作物が産地直送で手元に届くなんて・・・。もはやスマホで農業すらもできる時代に突入です!
しかも操作が簡単。
ユーザー側の操作は、あくまでも水をやったり虫を取ったりといった、比較的簡単な指示を出す程度に抑えられています。
子供でもできますよ。
Ragri(ラグリ)のメリット2:家庭菜園では難しい作物も気軽に育てられる
家庭菜園というと、スーパーでも買える一般的な野菜(トマトやピーマン、ナスとか)が主ですが、マンネリ化しちゃうんですよね。
かと言って、ちょっと変わった作物を育てようと思うと大変です。
栽培に大きな土地(地面の深さ)が必要だったり、気温や湿度の管理をしなきゃならなかったり、剪定など専門的な作業があったりと、栽培の難易度が上がってしまって枯らしてしまうことも・・・。
でもRagri(ラグリ)なら、そのちょっと変わった作物の栽培に長けたプロがいますから、家庭菜園では難しい作物でも気軽に育てられます。
他にもアパートやマンションといった、そもそも作物の栽培が難しい環境にお住いの方にもオススメです。
Ragri(ラグリ)のメリット3:生産者(農家)の支援ができる
Ragri(ラグリ)の仕組みは、本来CSA(Community Supported Agriculture:地域支援型農業)と呼ばれるものです。
CSAは、生産者と消費者が連携し、前払いによる農産物の契約を通じて相互に支え合う仕組みです。CSAはアメリカで1980年代に最初に始まったとされ、現在では欧米を中心に世界的な拡がりをみせています。
厳密に書くと、元々CSAは小さいコミュニティの中で運営される仕組みです。なのでRagri(ラグリ)の場合は、インターネットを使ってコミュニティを大きくした新型のCSAですね。
CSAは消費者にとっては、美味しい作物が産地直送されるメリットがあります。
一方生産者にとっては、CSAの仕組上、収穫したものはすべて契約者(消費者)にシェアするので無駄が出にくく、栽培料が収入源になるというメリットがあります。
農業って作物が売れるまで金銭が発生しないビジネスモデルな上、天候など自然に左右されやすいため、実はリスクの高い商売なのです。
その意味でも、栽培料として途中からお金が入ってくる仕組みですから、生産者にとってはありがたいですよね。
Ragri(ラグリ)のデメリット1:旬(季節)によって育てられる作物が変わる
さてここからは、Ragri(ラグリ)のデメリットになります。
まず第一に、旬(季節)によって育てられる作物が変わる、という点。
でもこれは仕方ありません。
例えばお米。田植えは5月~6月に行われますが、9月に米の栽培を申し込んだって、季節的にもう育てるのは不可能ですよね。
今僕が育てているシャインマスカットも、5月時点では育てられる作物リストに載っていました。が、7月の今はリストから消えています。
とにかく、開始時期によっては、お目当ての作物が育てられないことがありますので注意しましょう。
Ragri(ラグリ)のデメリット2:全ての作物が有機栽培ではない
Ragri(ラグリ)で育てられる全ての農作物が、有機栽培ではありません。あくまでも"そのように育てる作物もある"というだけです。
こちらは作物を選択したあとに、栽培契約を結ぶ生産者を選ぶ画面です。画像のように、作物を栽培してくれる生産者の写真と一緒に、農法も明記されています。
こだわり、無農薬、有機肥料、無化学肥料、除草剤不使用などといった表示があり、生産者ごとに農法が異なりますので、よく確認してから生産者を選ぶ必要があります。
有機栽培にこだわっている方も多いかと思いますが、この点に注意しましょう。
Ragri(ラグリ)のデメリット3:スーパーの作物の値段(料金)より高い
Ragri(ラグリ)最大のデメリットがこれです。
ぶっちゃけ、スーパーの同じ作物の値段(料金)より高いです、Ragri(ラグリ)は。
僕が育てていた小松菜ですが、種苗代と栽培料を合わせて通常1,400円~(今回はキャンペーンで購入したので698円)。12ユニット6袋だったのですが、量にしてスーパーで買う小松菜2袋~3袋分くらいです。
スーパーで買う小松菜の価格帯は、1袋100円~150円程度。
つまり圧倒的にスーパーの方が安いわけです。
今育てているシャインマスカットも、Ragri(ラグリ)では1房(最大収穫量は2房)に合計6,581円支払うことになっています。
シャインマスカットのスーパーにおける価格帯は、僕が調べた限りで、1房(パック)1,800円~4,000円くらいです。
高い・・・。
まとめ:Ragri(ラグリ)でCSAは広がるか?
Ragri(ラグリ)は2017年4月に始まったばかりのサービスなので、今後のサービス拡充次第ですね。
特に今は、値段(料金)が最大のネック。
有機栽培も可能とはいえ、どちらかというと、成城石井で買い物するような富裕層向けかと。確かに小松菜は美味しかったですけど、それでも1,400円はちょっと・・・。
なので今後契約者が増えるなどすれば、サービスの拡充のほか、値段(料金)も下がっていくかもしれません。
まだ日本では広がりを見せていないCSAですが、「普通の家庭菜園は飽きたなぁ」とか「有機栽培の味ってどんな感じなんだろ?」なんてチャレンジ精神旺盛な方は、是非挑戦してみてください!
公式サイトはこちら→Ragri(ラグリ)へ
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