ビットバンクトレードでビットコインの先物取引!追証無いけどハイリスク?
どうも!ビットコインにそろそろ手を付けたい@xi10jun1です。
ビットコインをはじめとするインターネット上の仮想通貨について、政府が「貨幣の機能」を持つと認め、公的な決済手段に利用できると発表されましたね。
そんな時代に乗り遅れまいと投資家として目をつけたのが、「ビットバンクトレード」と謳う、BTC FX(ビットコイン先物取引)を取り扱うビットバンクトレードです。
※2017年12月時点の最新の情報に更新しました。
ビットバンクトレードとは?
ビットバンクトレードは、ビットコイン専門の先物取引ができる取引所です。
口座開設は公式ページ→ビットバンクトレードへ
なお、運営会社は下記の通りです。
- 運営会社:ビットバンク株式会社
- 設立:2014年5月
- 事業内容:仮想通貨関連事業
- 登録:関東財務局長第00004号※1
※1:2017年9月29日、金融庁における仮想通貨交換業者に登録されています。
※2:仮想通貨の販売所としてbitbank.ccもあります。こちらはビットコインの他、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、 イーサリアム(ETH)、モナーコイン(MONA)、ビットコインキャッシュ(BTCC)の取引が円建て(JPY)で行えます。
会社設立後にビットコインの購入、送金、管理ができるビットバンクウォレットを開始。その後2015年7月にビットバンクトレードを始めたのか。なかなかスピード感があるようです。
紹介動画もありましたので、こちらをご覧ください。
後述しますが、大まかな特徴は下記の通りです。
- 24時間・365日・土日も取引可能!
- レバレッジは最大20倍
- ボラティリティが高い
- 追証無し
この追証無しってのがものすごく気になりますなぁ。どういうことなんだろ?
また取引ルールは下記の通りです。
限月 「今週物」「来週物」「四半期物」 3限月 取引単位 1枚 1枚の価値 100USD相当の商品 手数料 枚数×約定価格×手数料率
手数料率は、新規0.01% (税抜)取引数量上限 取引余力BTCから最低証拠BTCを除して得られる枚数 注文種類 指値・BBO 注文期日 有効期限指定はありませんが、毎週金曜日16:50に新規注文受付が停止され、16:55にそれまでに約定しなかったご注文は全てキャンセルされます。 注文時間 ほぼ24時間365日 注文受付停止時間 毎週金曜日16時50分から最大3時間程度 最低必要証拠BTC 相場に応じて数値が変動します。
最新の数値を「ポジション照会」からご確認下さいアラート率 維持率が50%を下回った場合注意喚起メールにてその旨を通知いたします。 ロスカット 維持率が20%を下回った場合強制決済
さて、そんなビットバンクトレードにはどのような特徴とリスクがあるのでしょうか?
特徴とリスク1:24時間・365日・土日も取引可能!
通常、証券市場は土日は閉鎖しています。株式はもちろん、FX市場も取引を行うことができません。
ところが、ビットコインの市場は毎日開いています。よってビットコインの価格も毎日動いていますので、24時間・365日・土日も取引が可能になっています!
ただし、下記時間は注文受付が停止されます。
金曜日の16:50から最大3時間程度の注文受付停止時間中を除き、土日・祝日を含めていつでも取引可能です
特徴とリスク2:ボラティリティが大きい(ハイリスク)
ビットコインの市場はボラティリティ(変動幅)が高いとされています。
ビットバンクトレードの紹介ページだとドルベースで分かりにくいのですが、2017年12月現在、一日で300,000円レベルの値幅で動くことがあり、ポンド円が可愛く思えるほどのとてつもないボラティリティなのです。
こちらはビットバンクトレードで利用できるチャートの画像ですが、矢印の下げ幅をご覧ください。
高値14,385ドルから安値10,852ドルまで、約3,533ドルの下落が起きています。これ日本円で換算すると、今のドル円レートが大体113円なので、約400,000円(399,299円)下落した計算になります。
なんというハイボラティリティ・・・。
特徴とリスク3:CGF制度で追証無し?
CGF制度とは「Capitalgains fee(キャピタルゲインフィー)」のことで、つまりCapitalgain(譲渡・売却益)にかかるFee(手数料/報酬)ってことです。儲かったら手数料取りますよってことですね。
ビットバンクトレードでは、これを決済損失積立金と呼んでいます。積立金の名の通り、譲渡・売却の利益に対して0.2%のfeeがBTCによって徴収されるようです。なお損失が出た場合は徴収されません。
通常、追証が発生するというのは、追加で担保の差入れが必要となる状況です。しかしビットバンクトレードでは、それをCGF制度によって充当することで追証無しを実現しているというのです。
相場の上昇を見越して買い建玉を保有していたが、意図に反して相場が下がり、ロスカットが発動した場合
なるほどねぇ。
でもこれあんまり聞いたことないんですけど。そもそも金融商品取引法では、金融商品取引業者が損失を補てんすることは禁止されていますが、システムとしてどうなんでしょう?
これは法整備によってどうなるか分からない制度かもしれません。
その他の重要なリスク
その他、下記のようなリスクが考えられます。
- BTC FXの取引はドル建ての取引なので、為替リスクがある
- ビットバンクトレードの取次先である、取引所リスクがある
- ビットコイン先物取引(BTC FX)特有のリスクがある
為替リスク
仮に1ビットコインを100ドルのうちに買っておいたとします。のちに130ドルに値上がりしたとすると、30ドルの儲けになります。
しかし取引はドル建てなので、我々日本人は円換算しないといけません。
1ドル110円と過程した場合、30ドルの儲けはすなわち3,300円の儲けになります。これが1ドル90円だと、30ドルの儲けはすなわち2,700円の儲けになります。
このように、ドル円の為替レート次第で利幅が変わるのです。
取引所リスク
なお、ビットバンクトレードはビットコインの取次を行う業者なので、取引形態は次のようになっています。
ビットバンクトレードは、お客様の注文をすべて世界最大のビットコインの取引所であるOKCoin.cn(https://www.okcoin.cn/)を運営する会社(以下単に「OKCoin」という)が中国国外向けに運営するビットコインの取引所であるOKEX.com(https://www.OKEX.com/)に取次ぎますが、OKEX.comにおける価格が他の取引所や相対取引と比較して最良の価格である保証はありません。
こうした取引所のリスクの他、OKCoin.cnが破たんする可能性もあります。
ビットバンクトレードのBTC FXはOKCoin.cnに証拠BTCを引き渡す(預託金)ことで取引を行います。
よってOKCoinが破たんした場合、証拠BTCの返還を受けることができなくなる可能性があります。銀行預金と異なり、現状、保護される制度がないからです。
最悪は投資額全てを失いかねないので、こちらもリスクとして確実に認識しましょう。
ビットコイン先物取引(BTC FX)特有のリスク
ビットコインが新しい通貨であるということで、ビットコイン先物取引(BTC FX)特有のリスクも存在します。
必要な証拠BTCの変動リスク、取引時間停止中の変動リスク、ブロックチェーンでの取引が認証完了するまでの時間に価格が変動するリスク、ビットコインにかかる税金のリスクなどなど。
まとめ:ビットコインの先物取引(BTC FX)は上級者向け
ビットコインの先物取引(BTC FX)は、ボラティリティが高いハイリスクな取引であることがわかりましたね。
通常の先物取引やオプションといった、上級者向けの取引に慣れていないと利益を出すのは難しいと思います。
そうした値動きのリスクに加えて、追証無しを謳うビットバンクトレードの事業者リスク、ドル建てで行う先物取引という為替リスク、取次を行う取引所のリスクも考えなければなりません。
なので、
- 先物・FXといった証拠金取引をよく理解し慣れている人
- ハイリスクな取引(ハイレバレッジ・海外業者の口座開設など)に耐えられる人
- 本当に本当に本当に、ビットコインで儲けたい人
のみ、ビットバンクトレードを利用してください。
公式ページ:ビットバンクトレードへ
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- インストール(Android)→bitbank - Google Play
- インストール(iPhone)→bitbank - App Store
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