就活を諦めなかった2つの理由とそれでも失敗した僕が今伝えたいこと
どうも!12月は憂鬱になる@xi10jun1です。
この時期になると、就活でボロボロだったころの記憶が蘇ってなりません。諦めずに就活を続けるものの、精神的に追い詰められ、それでもなお続く履歴書、面接、落ちる、履歴書、面接、落ちるを繰りかえす就活列車から降りられない。
結局僕は、新卒では就職できませんでしたけどね。
そんな僕でも就活を諦めなかったのには、ある理由がありました。
就活を諦めなかった理由1:就活に失敗したら奨学金はどうする?アテは全くないぞ!
そう。
何を隠そう、僕には今なお抱える「奨学金」という借金があったわけです。
その額はおよそ300万円。こんなお金、就活を諦めたらどうなっちゃうの?って話です。
あの頃も奨学金の返済が滞っている若者が問題となっていました。無理もありません。当時はまだ就職事情は買い手(企業側有利)市場でしたし、僕の住んでいた福島もとい東北は東日本大震災の影響が色濃く残り、就職できなかった人がたくさんいたわけです。
事実、僕が就活していた2012年~2013年3月までの有効求人倍率は1倍以下。当時100の人に、50~90の席しかなかったのです。
本人の実力の問題と言ってしまえば簡単ですが、今どうですか?就活は売り手市場と呼ばれ、「人手が足りない」「人材不足」の大合唱。有効求人倍率も1倍を超え、100の人に110~140の席が用意されているのです。こんなん運やんけ・・・。
話がそれましたが、僕が就活を諦めなかったというより諦められなかったのは、奨学金の存在がとても大きかったからなんです。他に年金もありましたね。
奨学金の返済を待ってもらう方法もありましたが、当時は就活のことで頭がいっぱいでそれどころではありませんでした。
就活を諦めなかった理由2:お前は親に申し訳ないと思わないのか?
それと、これもありました。
驚いたことに、僕のこのブログには「就活 親 申し訳ない」なんてキーワードでアクセスがあります。別に誰かに言われたからじゃなくて、ふつふつとそんな気持ちになるんです。
「高い学費を出してもらって大学に行かせてもらったのに、就職浪人になってしまいそうなんて。就活を諦めたらそれこそ親に申し訳ない。」
就活が上手くいかない大学生の9割は、心にこんなことを思っています。諦めないで動くしかなかったのです。
それでも就活失敗した僕が伝えたいこと
諦めずに就活を続けましたが、結局僕は新卒で就職できませんでした。
失敗した原因は、今なら分かります。
得意なことが活かせる仕事、納得できる仕事だけを選んでいたからです。
僕が得意なのは、裏方作業や細かい作業です。表に立ってグイグイ仕事をするよりも、裏方で作業をしている方が性に合うから。そして必然的に、事務系を選んで就活していました。
ならば納得できる仕事として、福島県内での就職も考えて動いていました。とても就職環境がいいとは言えないなかで、無理矢理の就活。いくら諦めないといっても、うまくいく道理がありません。
そうやって気がついたのは、「人生、納得できる選択だけができるわけじゃない」ということ。
例え憧れの会社に勤めても、激務でうつ病なんてザラにあります。逆に「全く興味の無かった業界に就職したけど、やりがいを感じられる仕事になった」なんて場合もあります。
少なくとも、100%納得できる就職も仕事も存在しません。なのに当時の僕は、「100%納得できる(かもしれない)仕事」だけを選んでいたから、就職できなかったのです。
好きなこと・得意なことの選択は間違いではない
でもこれは戦略の間違いだっただけで、選択の間違いではありません。
当然です。誰しも好きなこととか、得意なことじゃないと頑張れないんですよ。
野球が一番好きで野球選手になろうと思う子が、サッカーは頑張れないでしょう?イラストを描くのが好きで漫画家になりたい子が、ベンゼンの毒性の勉強なんて苦痛以外の何物でもないわけです。
嫌いなこと・不得手なこと・興味の無いもので頑張ろうとするから、うつ病になったり、苦しんだりしてしまうんです。
まとめ:納得できる仕事に出会うまで就活は諦めるな!
どんな人でも、自分の好きなことや得意なことがあるはずで、それをすぐに実現したいと思うものです。
でもそう簡単には実現しないのが世の常です。
だから今就活が上手くいかなくても、諦める必要はどこにもない。とりあえず最低限お金に困らない選択だって全然かまわない。いずれにしても、お金の問題はずっとついて回るからね。
そのあと、納得できる仕事に就けるまで資格を取るなり、勉強をするなり、出会えるように努力すればいい。できるなら、憧れの仕事に就いている人に直接会うことをオススメする。
ていうか買い手市場で就活していた僕からすれば、今のこんな羨ましい環境は無いわけです。少なくとも今の就活生は、売り手市場の下で就活し、且つ震災の影響も受けていないわけでしょ?ズルい!
いきなり夢や希望が叶うことはないけど、そのための努力はいつでも誰でもできる。いつか納得できる仕事に出会えるよう、諦めずに動きましょう!
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(こんなにサービスがあったら、あのとき就活失敗しなかったかもしれないのになぁ・・・)
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