新卒入社したら最低賃金の引き上げで会社を解雇になった話

2016年9月12日ブラック企業,就活

みなさんどうも、最低賃金!2015年2月まで、ブラック企業従業員だった@xi10jun1です。

どのくらいのブラック企業だったかというと、低賃金(月10.8万円)、残業代無し、週6・14時間労働でございました。懐かしいですねぇ。もちろん病気になりましたので、こんな働き方をしている方は、即刻辞めるか、労基に行くか、SNSで実態をさらして会社を潰してあげてください。

でも僕の場合、自分から辞めたのではなく会社都合によるクビだったのです。今回は1つのモデルケースとして、就活生に伝えておきたいと思う。

最低賃金が上がって給料払うの厳しいから申し訳ないけど辞めてもらう

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的なことを言われて、2015年2月をもって僕はクビになりました。

勤務期間は、2013年6月から2014年3月までは福島市の職業訓練生として、2014年4月から2015年2月まで(ここが低賃金、残業代無し、週6・14時間労働期間)は正規の従業員として、1年8か月ほどの勤務でございました。

簡単な話で、給料払えないくらい売り上げが立たなかっただけの話です。

そもそも会社が自転車操業だった

僕の前職は、小さい個人経営のweb制作会社で、元々従業員は代表の1人だけ。

そこに福島市の職業訓練生として2013年6月から勤務し、2人体制になったんです。お給料は2014年3月まで市から支給されていました。そして2014年4月から正規で働くことになりましたが、契約の際、お給料は事業が軌道に乗るまで多くは払えないという話になったのです。

これまでの勤務はもちろん、僕がいわゆる経理も担当していたこともあって、会社のお財布事情はおおよそ把握していました。こんな自転車操業状態の会社、ホリエモンならきっと「さっさと辞めて次に行くべき」みたいに言及する状況ですね。

僕自身、このときはまだ独立や転職みたいな考えはありませんでした。別に意識高い系みたいな考えはなく、「転職活動面倒くさいなぁ」的な感じだったので、そのお給料を了承して勤務したんです。

まぁこれが失敗だったというわけです。

さっさと転職するか、自分でやればよかった。

結局1年も経たずに会社が経営危機を迎え、その後福島県の最低賃金が上昇。ここでお給料の払えなくなった代表が、僕を解雇つまりクビにしたわけです。

なぜ最低賃金が上がって従業員が解雇されるのか

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さて、ここでよく考えてほしい。

なぜ最低賃金が上がって、従業員がクビになるのか。

もちろん僕のケースで言えば、人件費(最低賃金)が上がることで利益が縮小し経営が圧迫されるから、となる。

だが実際の企業では、最低賃金が上がったからといって、すぐにクビになることはない。残業代・割増賃金の削減、ボーナスのカット、段階的な給与減やらなんやら、とにかく様々な経費の削減が行われ、本当に最終手段として従業員の解雇が行われる。

日本の現在の法律では、簡単に人(正社員)を解雇することはできない。だからこそ派遣や契約社員といった、手切れのいい雇用形態が今なお存在しているわけだ。

ところが僕の場合、削減できるような人件費もその他の経費も、元々なかった。で、"会社都合"で速攻クビというわけだ。

給与アップや採用増は将来のリスク要因

今、有効求人倍率は1.0倍を超えている。

大学生の就職率も高い。少なくとも、福島で当時2013卒として就活するよりははるかにね。

だが、それらは必ず企業のリスク要因になる。即戦力ではない新卒という人財を大量に抱え、それらを育てて一人前にするのには、年単位の時間とそれなりのコストを要する。果たして、そのコストを数年単位で賄い続けられる企業が、この日本にどれだけあることか。

上場企業ならいざ知らず、日本では圧倒的に中小企業が多いからね。

ベンチャー企業とはブラック企業である

そしてさっきブラック企業に勤めていたって書いたけど、広義に言うならば、僕が勤めていたのはベンチャー企業ということになる。

ぱっと見は何やらカッコよさそうな雰囲気があるが、ベンチャー企業というのは、一般的な企業では考えられない給与形態や労働環境がまかり通っていることがあるのだ。

それこそ、潤沢な資金を持つ大企業や儲かっている企業と違い、資金も設備もカツカツだ。一人当たりの仕事量も多く、労働時間も果てしなく長い。

そして毎月一定の収益が上げられればいいのだが、そこに到達できるビジネスかどうかも定かではない状況で、ようやく軌道に乗って生き残ったのが、今君たちが雑誌で見ているベンチャー企業たちだ。

まとめ:安定したいなら実力をつけよ

会社をクビになるとか、給料が減るとか、そんなことは世の中ザラにある。問題なのは、そのときにどう対処できるかなんだ。

その対処ができる人になるには、実力をつけるしかない。何でもいい。スキルを身に付けて会社で出世してもいいし、副業で給料以上に稼いで独立したっていい。

給料を上げろとデモをしたり、SNSに主張を投稿するだけじゃなくて、そんな時間があるならさっさと実力をつけるべきなんだよ。実力がなければ、会社を経営していようが勤めていようが結局不安定だし、逆に実力があれば、例えフリーランスだって安定して生きることができる。

実力こそが"安定"なんだよ。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2016年9月12日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。