ドル円は再び160円を超えるのか?日銀の介入を警戒すべきか否か。
みなさんどうも為替介入。1ドル160円の可能性を考える@xi10jun1です。
日銀が為替介入をしたことで一応は抑えられている円安ですが、今後の動向次第では再び160円を超えてくるかもしれません。
そもそも日米の金利差がそうさせているわけで、これを対処するには日本の金利を上げるしかないんですが・・・。
アメリカのインフレが収まらない
今最も警戒すべきは、アメリカのインフレが長期化している点です。
市場もFRBも利下げを目論んではいるんですが、米景気がインフレの状態が長く続いていて出口がまだ曖昧な状態です。
結局、ウクライナ侵攻がロシアの負けで終われば済む話なんですが、未だにその終わりも見いだせない状態。そしてくすぶる中東情勢にロシアを距離を縮める中国の動向もあってなかなか・・・。
そうこうしてるうちに去年のアメリカの銀行破綻のようなことが起きやしないかと心配しています。多少の景気悪化は利下げを誘発するので株高になることがあるんですが、あまりの規模だと逆に株価は下がりますからね。
それこそアメリカ国内で911やリーマンショック級のリスクが露見したら、ですが。可能性は低いものの、絶対はないのでね。大手の金融機関が『実はこんな巨額の損失を抱えていました』なんて出てくるかもしれませんし。
いずれにしても、目先はインフレの動向と金利の行方が焦点です。
日銀は利上げに踏み切るのか?
そして日銀の金利政策がどうなるか。
現状維持が続く日銀の金融政策決定会合ですが、昨年からマイナス金利解除やYCCの撤廃、ETFの出口についての議論など、金融引き締めに近い話題が数多く出ています。
今年は利上げについても話題に上がっているので、今の為替もやや警戒感はある模様です。為替介入もあったので、1ドル160円が節目として意識されるはず。
なのでこれを超えるかどうかが当面の焦点になるでしょう。
まとめ:160円の攻防が続く
そのあたりを踏まえると、おそらく160円を前に攻防が続くことが予想されます。
日銀がどういう金融政策を打ち出すか予測がつかないですし、アメリカのインフレも収まらない様相なので非常に難しい状況です。
どちらにせよ、為替への警戒感は持っておきたい。
~注目:M&Aマッチングサービス~
現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
→[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ
スポンサーリンク
当ブログのスポンサー