米金利の利下げばかり傾聴する市場の危険な状況
みなさんどうも米金利。市場は今かなり危うい橋を渡っていると思う@xi10jun1です。
今年も間もなく半分になろうとするところ、相変わらず市場の関心事は米金利の利下げの動向です。
その情報で一喜一憂して上下しているんですが、危険な香りがプンプンしてきます。
他のリスク要因を完全無視している
米金利が上がってからずっとこんな調子なんですが、市場は利下げはいつか?という話題でしか動かなくなっています。
それこそ去年の相場もそうでした。勝手に利下げを期待して、勝手に株価が上がって、パウエル議長の発言で勝手に失望して、勝手に下がる。ずっとこの状態です。
その間に起きたウクライナ侵攻や中東情勢の悪化、中国経済の悪化も完全無視。
これは何かが起きてもおかしくないでしょう。少なくとも、見落としたとは言わせないくらいの何らかのリスクがどこかにあるはずです。
日本の利上げ
そうこうしてるうちに着々と準備が整っているのが日銀の利上げの可能性です。
今日経平均は米金利の動向でばかり動いていますが、日銀の利上げの可能性を全然織り込んでいません。
織り込んでいたら今のような株価にはならないですし、とっくに30,000円なんて割れこんでますよ。
これが最も怖いんです。諸外国のリスクは押し目買いにしかならないかもしれませんが、これまで上がってこなかった日本の金利がいよいよ上がるとなれば株価は大打撃を受けるでしょう。
その準備ができていませんよ、今の日本の市場は。
まとめ:米金利以外のリスク要因にも目を向けよう
市場と一緒になって米金利の動向ばかり追っていると、手痛いしっぺ返しを食らうかもしれません。
そもそも、日銀がマイナス金利解除したりYCC撤廃など、これまでとは違った動きをしている時点で察すべきだと思うんですが・・・。
市場はあまりにも他の要因を無視し過ぎです。
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