スモールM&Aにて努力する姿勢が見られない買い手多すぎ問題
みなさんどうもスモールM&A。もう本当に嫌になっている@xi10jun1です。
スモールM&Aの売り手側としてプラットフォームを利用していますが、本当に努力する姿勢が見られない買い手多すぎ。
もうまず前提からして間違ってますからね、あなたたち。
なぜ100%儲かっている事業だけを探そうとする?
儲かっている事業をそのまま引き継ぎたいって気持ちはよくわかりますよ。それにスモールM&Aと言ったって数百万円単位のお金の話ですから、慎重になるのも理解できます。
でもね、そういう考え方はまず間違いなく失敗するんです。失敗を恐れて失敗しないであろう事業(確実に儲かっている事業)をしたがることがもう失敗なんですよ。
よく考えてみてください。
黒字で儲かっている事業を手放す意味って何ですか?それがあなたの手元にすんなり入ってくるとでも?って話なんですよ。
売り手側の案件を見ると調子良い美辞麗句が並んでいるわけですけど、何故そんな事業を彼らは手放すのか?
これ以上儲からないとか、先が無い、株のように(もうあとは下がるだけだから)高い所で売り抜けたい、という理由がそこに見え隠れしているんです。
儲かる事業なんて誰も手放しません。まずそこが分かっていない。
なぜ努力する姿勢が見られない?
で、そうした事業が欲しいと買収ニーズに登録とかしているんでしょうけど、もうその時点で本気度が分かりますよ。
買収ニーズには目的や欲しい事業のジャンル、買収金額やその意思決定スピードなどが記載されるのが普通で、売り手側が興味を持つ、ないし『このニーズならうちのが合うかも』と思ってもらわないといけません。
それなのに字は間違っている、中身はスカスカ、言ってることとやってることがチグハグ、挙句の果てにこっちの質問に逆切れ。この時点で努力不足なのに、どうしてそんなんで成功できると思えるのか。
例えば買収ニーズ1つにしたって、「やる気はあります」だの「意思決定は早いです」だの「なんでも挑戦します」だの、意味ない文章の羅列が一番困る。
何の目的で何が必要で、そのためにどういうことをする予定で、買収後に案件をどうしていきたいのか。そこまでもっと具体的に書かないと、売り手側としては『あー、この買い手はただふわっと儲けたいだけだな』と思われて終わりです。
実際そう思ってるから文章もふわっとしてるんでしょ?
この買収ニーズの文章ですらまともに書けないというのは、努力する姿勢が無いことと同義です。本当にやる気があるならもっと具体的にどうこうって文章があるもんですし、売り手側からきたオファーに真剣に対応するはずです。
まとめ:良い案件がほしいなら努力する姿勢を見せるべし
スモールM&Aだとしても、仕入れも、在庫も、人件費も、手間暇も何もかからないで儲かるだけの仕事なんかあるわけないでしょう?
副業だのサイドビジネスだの、何か自動的に儲かるようなものと勘違いしてる人が本当に多い。
まして上記のように、努力する姿勢が見られないのが本当に腹が立ちます。
~注目:M&Aマッチングサービス~
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