ジャクソンホールを無事通過した市場の行方と今後のリスク
みなさんどうもジャクソンホール。為替市場を注意深く見ている@xi10jun1です。
ジャクソンホールが無事通過となりまして、市場はようやく落ち着きを取りもどした雰囲気かと。
問題はここから。特にキナ臭いのが中国経済・・・。
ジャクソンホールでの大損が記憶に新しい市場
昨年は利上げ鈍化期待というワードがずっとニュースに出ていて、ジャクソンホールでのパウエル氏の発言で風向きが株高に変わると勝手な妄想をしていた市場が同氏に釘を刺されていました。
その後もFOMCなどの主要なイベントでしつこく利上げ鈍化期待が出てくるも、その悉くをパウエル氏に砕かれ、さすがに今年に入ってからはそんな期待感での上昇は薄れていました。
なので今年のジャクソンホールに向けて『今度こそ』とばかりに市場が上がってくると思っていましたが、むしろ直前まで様子見ムードと手仕舞い売りが出ていたのはさすがに笑ってしまった。
ま、ようやく市場が間違いに気が付いたのでしょう。さすがに何回も損するわけにいかないですからね。
2023年のジャクソンホールはややタカ派も無事通過だが
今回のジャクソンホールでは全体的にややタカ派な印象だったことを受けて、一時はダウなどが下がっていたんですが、大きなサプライズが無かったことから無事通過よろしく反発していました。
もちろん利上げについても『まだ余地がある』という状態をキープしていたようなので、市場にとってはあまり都合の良くないイベントだったでしょうね。
とにかくインフレ退治とロシアによるウクライナ侵攻の行方、そして中国経済。これらが良い方向に動かないとFRBも金利の政策を変えることはできないかもしれません。
まとめ:今後のリスクは中国
で、このジャクソンホールが通過したあとですが、やはり注目度が高まるであろう中国経済のリスクに警戒です。
不動産市況の悪化は改善しない様相ですし、それにともなう国内の景気悪化は徐々に表ざたになっていますからね。
またチャイナリスクか。
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