誹謗中傷が厳罰化されても減らない理由「警告のジレンマ」について

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みなさんどうも法整備。ツイッターの誹謗中傷は報告するタイプの@xi10jun1です。

ツイッターでは毎日と言っていいほど医療従事者への誹謗中傷が相次いでいるんですが、ついに法的措置に乗り出す人も出てきました。

今年7月に誹謗中傷が厳罰化されたのですが、意味が無かったのでしょうか?

誹謗中傷は厳罰化しても減らないのか?

まだ法改正して日が浅いので専門的なデータが無いんですが、結論から先に書くと「おそらく厳罰化で中途半端な人は減ったかもしれないが、『自分の発言が誹謗中傷だと思ってないタイプ』または『分かっててなおやるタイプ』が未だに延々とやっている、が現状なのかなと。

コロナ禍になってからいわゆるワクチンに反対するなどのコロナ左翼、5類にしろと主張するなどのコロナ右翼の双方から、医療従事者は誹謗中傷を受けてきました。

その量は凄まじく、傍から見ていてもおぞましい物言いが相次いでいたのです。

それが厳罰化されてもなお確認されていますので、減っているのではなく過激派がずっとやってるんでしょうね。

警告のジレンマ

ツイッターで見て言い得て妙だと思ったのは『警告のジレンマ』という言葉。

つまり『誹謗中傷が厳罰化(警告)されても、それを深刻と受け取ったほうがいい人にほど効果が無い(ジレンマ)』というもの。

先ほど『中途半端な人は減ったかもしれない』と書きましたが、そういう人には厳罰化もとい警告が効いているし聞いているんです。

でも今なお明け暮れるような人、つまり『自分の発言が誹謗中傷だと思ってないタイプ』または『分かっててなおやるタイプ』という、本当に警告を受け入れる人に効いていないし聞いていないんです。

特にヤバイのが『分かっててなおやるタイプ』。厳罰化したことで、かえって開き直ってしまうんですよ。『要は罰金さえ払えば誹謗中傷していいんだろ?』ってな具合に。

あるいは誹謗中傷じゃない方法で何らかの危害を加えようとするか。法整備の緩い何らかの悪意ある行動に切り替える可能性もあります。

まとめ:包括的な対策を

厳罰化しなければ被害を抑えられないが、だからと言って0にはならず、別方向からの悪意を受けたりむしろ開き直って過激になったりする人が現れてより酷い被害が発生する。

まだ誹謗中傷が厳罰化されて日が浅いので何とも言えませんが、想像はできるかなと。

包括的な対策ができればいいですね。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2022年9月4日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

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