中国市場のリスクは台湾よりも反政府運動か?中国経済に備える。
みなさんどうも中国経済。アメリカの金利より中国経済のほうが深刻だと思っている@xi10jun1です。
ここ最近、中国からあまり良くないニュースが相次いでいます。ゼロコロナ政策への反発デモに経済の不安感です。
デモが直接的な反政府活動、そして民主化運動などになれば国内の混乱は避けられないので、中国の動向は注視しておかねばなりません。
中国で異例のデモ
ゼロコロナ政策への反発から反政府的なデモが行われるなど、中国ではありえない事象です。
中国政府の弾圧の歴史、それこそ天安門やウイグル、香港、そして懸念される台湾など枚挙に暇がないわけで・・・。
デモの主体が主に若者たちだそうなので、もしかすると中国共産党の圧力を恐れた大人たちが過去の政府の弾圧の実態を教えていないのかもしれない。とはいえ、現代中国でもネットは普及しているし海外への留学で事実を知った人もいるだろうし、全く無知とも考えにくい。
いずれにしても、こうした動きが仮に反政府活動とりわけ民主活動にまで発展すると、かなりの混乱が予想されます。
まして反政府的な態度がどれだけ中国人としての人生を狂わせるか、そのリスクを負ってまでも中国共産党に抗えるか、ってところに思いをはせれば混乱しないわけがない。
中国との貿易が盛んな我が国も損害
仮にそうした大規模な運動が起これば、まず日本の大企業は大混乱でしょう。中国に工場や取引先がある会社は真っ先にその貿易が止まりビジネスは中断、欧米諸国は中国政府を批判して制裁と報復を繰り返すのはロシアで学習済み。
日本もその流れに乗る形になるのは想像に難くないわけです。特にアメリカとは、国防上、同調しなければならないんですから。
となると有事の円高、株価暴落。このあたりは想定しておかないと。
あるいは台湾有事で同じことが起こるかもしれない。
いずれにしても、日本の損害は免れませんな。
まとめ:中国のリスクを無視している今だからこそ要注意
今市場はアメリカの利上げの動向にばかりこだわっていますが、何が一番怖いって、中国のリスクを無視している点です。
だからこそ俄かに出てきた中国国民のゼロコロナ政策への反発で株価を下げたわけでしょう?
これが反政府運動や民主化運動になりかねませんので、注意しておかないと。
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