ブログ記事が投資詐欺らしきものを未然に防いだリアルな話

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どうも!まさかこんなことが起こるとは思っていなかった@xi10jun1です。

タイトルの通りでして、おそらく詐欺事件を未然に防いだんじゃないかと思われる出来事がありましたので記事にします。

皆様もお気をつけくださいませ。

投資を勧誘された!

まずはこちらをご覧ください。

投資詐欺未然に防いだ話画像1

はじめはメールアドレスから連絡があったのですが、「相談したいことがあります。」とだけ書かれていたので不審に思っていました(きちんと要件を伝えてくださいね)。そのあと、ツイッターでリプライが飛んできて、DMでこのようなやり取りとなりました。

連絡をくれたこの方を、仮にAさんとします。

ご覧の通り、Aさんはツイッターでフォローした方(をB氏)からDMをいただいたみたいなのですが、投資の勧誘的なものを受けたそうなんです。今回はAさんの許可を得たうえで、記事にしています。

では、ここから先のDMの内容をご覧ください。

投資詐欺未然に防いだ話画像2

投資詐欺未然に防いだ話画像3

投資詐欺未然に防いだ話画像4

投資詐欺未然に防いだ話画像5

と、こんな流れでした。

あやしいと思ったポイント

画像に赤枠で囲っている部分がありますが、改めて書いていくとこうなります。

投資事業、IT事業が具体的に分からない。

投資事業は一旦置いておくとして、IT事業というのが具体的に分かりません。

プログラマーなのか、ウェブライターなのか、アフィリエイトなのか、サイト運営なのか、SEなのか、コンサルティングなのか、いろいろ出てくると思うんです。Aさんもこの流れの中で聞いていませんが、少なくともB氏は、具体的に何かをやっていることくらいは説明してもいいんじゃないかと。

そして、投資事業。

これがとても怪しいです。

投資事業って何でしょうか?これも具体的に分かりません。

B氏が単に個人投資家なのか、投資事業組合(組合員の投資家から資金を集め、ベンチャー企業へ出資を行う団体)の代表あるいは組合員なのか、投資顧問業・投資助言・代理業なのか、もっと幅広くてFP(ファイナンシャルプランナー)なのか、このあたりも不明です。

そして、これらを受けて次のポイントです。

「スマホ一台あれば・・・」といううたい文句(SNS詐欺の常套手段)

通常の業務なら、まだまだパソコンは必須です。

それを「スマホ一台あればできること」と言ってのけたB氏。

一体何が「スマホ一台あればできること」なのか。まぁ、スマホ一台でならブログの記事やライティング、投資は可能でしょう。しかしながら、プログラミングやサイト運営など、技術的な作業が出てくる仕事となると、スマホ一台で完結できるとは到底思えません。

投資事業にしても、同じことが言えます。

さらに、こうした「スマホ一台あればできること」とといううたい文句は、SNS詐欺の常套手段です。

気軽さや手軽さを表しているのでしょうけど、IT事業や投資事業がスマホ一台で完結できる仕事なんでしょうか?

個人情報を伴うことであるのに、ツイッターを扱う、LINEに移行するなどという、セキュリティの甘さ。

情報商材系らしきツイッターアカウントの自己紹介欄には、このように書かれていることがあります。

「一緒に自由な生活がしたい方はLINEに連絡ください→ID」

「本気で稼がせます。詐欺だと思ったら連絡しないでください。LINEはこちら→ID]

もう、ちゃんちゃらオカシイのです。

通常はツイッターで仲良くなっても、そんな簡単にLINEのID、もとい電話番号なんかを教えないものです。もしかして僕が知らない若者の世界では、ツイッターで仲良くなったらLINEのIDを教えてやり取りするのが常識なのでしょうか?

なんにせよ、ツイッターでフォローした程度の間柄でLINEのIDを気軽に聞いてくるのは怪しいです。

Aさんが僕のブログ記事を見つけて相談してきた

ここまでの流れで急に怖くなったAさんは、ネットで検索したそうです。

投資詐欺未然に防いだ話画像6

オーガニック検索から見るに、おそらくこの記事ですね。

https://ytrsdijun.com/archives/5645

検索して本当に良かったと思いますし、ブログの記事がお役に立てて何よりですが、こういうのまだまだたくさんあると思うんです。

インターネットとりわけSNSを介した詐欺・詐欺まがいのトラブルはまだまだ多い

国民生活センターによると、近年、ネットでの詐欺・詐欺まがいのトラブルが多発しているようなんです。

http://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/affiliate.html

やはり情報商材、アフィリエイト系ですね。

先ほども書きましたが、ツイッターでもそのようなアカウントがまだ目立ちます。こうしてDMを送ってくる人も実在しているわけですし、まだまだ潜在しているのでしょう。

FaceBookにもそういう類の広告出てきますよね。

1億円の川島ナントカ、とか。何だっけ。

投資やビジネスなんかを見ず知らずの人から勧誘されても、ロクな結果になりません。

最近はアドセンス広告にも、「投資の稼ぎ方教えます」的なものがあるんです。悪質だと思うものに関しては、発見次第「社会通念上、不適切な広告である」とグーグルにメッセージを送りつつブロックしています。

まとめ:怪しいと一瞬でも思ったらすぐ断る・止めること!あなたの直感はだいたい正しい!

ネットの詐欺でも投資の詐欺でも、やはり怪しいと思ったその瞬間が大事です。

だいたい正しいと思います。

「騙されているのかな?」とか「怪しいな」と思ったら、それ以上首を突っ込むことは絶対止めましょう。

それでも、年々手口が巧妙化していますので、ひょんなきっかけで騙されてしまうかもしれません。最近は日経平均も2万円になんなんとしているので、投資関連の詐欺もでてくるかと思います。

もしそのような被害に遭われた場合、迷わず、国民生活センター↓に相談しましょう。

http://www.kokusen.go.jp/category/consult.html

~注目:M&Aマッチングサービス~

現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。

[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2015年12月1日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。