Google AdSenseマネタイズの教科書[完全版]レビュー!読めば『一からブログやサイトを作り直したくなる』一冊!

2018年12月6日ブログ,ライフハック

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みなさんどうもアドセンス!AMPのアクセスが増えている@xi10jun1です。

『Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]』という、アドセンスの専門書籍を久々に買いました。

実はこの本、ネットでは無く敢えて書店で買ったんです。今回はその理由も含めてレビューしていきます。

Google AdSense マネタイズの教科書[完全版]

まず書店でこの本を買った理由は、中身を少し確認してからにしようと思ったからです。

アフィリエイト本も含め、この業界は『稼ぐ』という言葉に支配されすぎて本質からズレてきているので、もうそういった本は買わない・読まないと決めていました。

それでもこの本を買ったのは、そういった類の本ではなかったからです。

全体レビュー:一からブログやサイトを作り直したくなる

率直に言って『一からブログやサイトを作り直したくなる』一冊ですね。

読み進めていくうちに『あ、あそこ直そう。あの記事アカン。あー、あれも。』と、なんか冷や汗が止まらなくなります。

さすがに1,900記事あるこのブログではやりたくないですが(やりますけど)、他で運営しているサイトは速攻で直したくなり、chapter1~3までを読んで運営サイトをいじくってたらレビュー記事が遅れました。

すでにいくつか書評・レビュー記事が上がっていますが、確かに初心者向けではないなと。むしろサイト作りを辞めかねないので、『アドセンス審査通った!』みたいな方は読まないほうがいいです。

逆に例えば、『雑記ブログでアドセンス収益が安定して1万円(約4~5万PV程度)を超えた人』または『(その上で)アドセンスを主体にした別サイトを立ち上げたい人』が対象でしょうか。

本書であぶりだした反省点を修正するように作りこむと、上手なサイトが仕上がるかもしれません。何かミニサイト1個作ろうかな。

chapter5のオーソリティサイトについての記載

実はこの本のうち、一番気に入ったのがchapter5のオーソリティサイトについてです。

ここはアドセンスに留まらない箇所で、他に書籍も見当たらないので購入の決め手になりました。先ほども書いた通り、最近のアフィリエイト本は稼ぐことにのみ特化していて、こういった情報がなかなか載っていないんですよ。

いわゆるE-A-T(Expertise:専門性、Authoritativeness:権威性、Trustworthiness:信頼性)や指名検索を意識したサイト作りがこれからのトレンドになっていきますが、chapter5には具体的に何をすればいいのかが記載されていたので非常に助かりました。

今作っているサイトがオーソリティサイトを意識していますので、迷ったら『オーソリティサイトとしてどうあるべきか』を常に確認できるよう手元に置いておきます(そう考えるとKindle版を待てば良かったかな・・・)。

もっとここが読みたかった:不適切なアドセンス広告について

正直な話、アドセンス広告って不適切なものがたまに混じっているので、この点についての言及が読みたかったかなと。

僕のブログは金融系の広告がよく出てきますが、いわゆる『情報商材』や『メルマガ商法(バックエンドの高額商品やコンサルに繋げるもの)』と思しき、疑わしい広告が出ることがあります。

アドセンス側である程度の設定ができるとはいえ、ルールやシステムの穴をすり抜けたような『それはどうなの?』と感じる広告は、嫌だなと思ったらブロックしています。

事実、今年6月には、グーグルで仮想通貨やICOに関連する広告が全面禁止(10月に一部許可)されていました。グーグルですら、「これはアカン」と判断することがあるわけです。

僕はネットの信頼性を損ねている原因として、広告も、ユーザーも、作り手も、そしてグーグルも含め『全員悪人状態』であることが要因だと考えています。

もちろん、人間が集まって作り上げるコンテンツのすべてが、完璧且つ清廉潔白であることは不可能でしょう。

ただその上で『じゃあ自分はどうするか?』と見つめ直す意味でも、『不適切だと思う広告に対しどう考え対処すべきか』という記載があると、もっとサイトやアドセンスが長く残っていけるのではないかと。

サイトが10年先にも残っても、アドセンスが10年残っている保証はありませんから。

まとめ:全員の利益になるようサイト運営をやり直したい方へ

ブログやサイトの広告ビジネスは収益性が高い反面、利益を考えなければならない相手が多く、それらが見えないコストとして存在します。

  • 自分
  • ユーザー
  • ASP
  • グーグル
  • 広告主
  • ジャンルの業界

もっといるかもしれませんが、これらの人々全員の利益になるようなサイト運営をどのようにして行っていくかが、今作り手に求められているのではないでしょうか。

そのための、まさに『教科書』として本書は役に立ってくれます。アドセンスのマネタイズの本ではあるんですが、そのままの意味で捉えてしまうと高確率で失敗します。

初心者向けではありませんが、もう2,3段上に行くためには必要な本ですね。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2018年12月6日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。