なぜサイト売買のM&Aだけが悪質な買い手とかいう汚物ばかりなのか?
みなさんどうもM&A。サイト売買にウンザリしている@xi10jun1です。
サイト売買の売り手側として様々な交渉を行ってきましたが、ハッキリ言って買い手側のレベルが低すぎて話になりません。
怒りを通り越して呆れますよ。堪忍袋はもう破裂してます。
最低限のマナーも常識もビジネス感覚も無い買い手が多すぎる
見ず知らずの相手と取引するにあたって、最も重要なのは信頼関係の構築です。
特にこうしたM&Aの話は、スピーディーさに加えて『相手方の事情を汲みつつ、リソースを奪わないようにする姿勢があるかどうか』をよく見るようにしています。そもそもが事業譲渡なんて時間がかかるものですし、だからこそ冗長にならないようテキパキと動く必要があります。
なので例えば買い手側から打診があったとして、すぐに情報を公開はしません。『あなたが信用できるかどうかの確認を行いたいので、下記の質問に回答してください。』と一呼吸置くようにしています。
この時点で『私の情報はこれで、こういうことがしたいからこんな条件の下で案件を探していて、資金調達はこうで、スケジュールはこうです』まで書いているのが望ましいですね。というより、これが普通なんですよ。
で、サイト売買のM&Aをずっとやってきましたが、まぁこれができない人が多すぎます。
個人も法人も含めてです。
連絡は1日ないし3日以内にするとか、何らかの遅れる事情があるならその旨を報告するとか、相手方が必要であろう情報を聞かれる前に開示するとか。社会人ならこのくらいはやれて当たり前でしょう?
それなのに、とにかくサイトや数字を教えろの一点張り。こちらの事情や信頼関係の構築なんてお構いなし。ビジネスを通じてどうしたいのか、どう人の役に立つのかという視点も一切なく、ただただ金儲けできるかどうかしかない。
あまつさえこちらの質問にキレるなんて言語道断。ビジネスの交渉相手に速攻で怒り出すなんて、仕事以前に人として問題があるんですよ。
汚物としか表現のしようがないくらい、酷い有り様ですよサイト売買の世界は。
なぜこれほどまでにサイト売買の買い手側は汚物率が高いのか。
業界全体の敷居が低すぎて有象無象が蔓延ってる
原因は様々ですが、一番はやはり業界全体が未熟なんですよ。
例えば、書店に行くと『サイト(アフィリエイト)運営で稼ぐ方法』の本ばかりが並べられているわけです。月5万円とか言って。
サイト運営が副業の1つとして紹介されてきた歴史も関係していますが、こうした『金儲けの手段』としてしか業界が発展してこなかったのが原因でしょう。業態としても他と比べればはるかにコストがかからない構造ですので、余計に有象無象が集中してこうなっているわけです。
それが証拠に、『ラーメン屋で稼ぐ方法』なんて書籍は見当たらないですよね?仮にあったとして、本屋の一画を埋め尽くすほどの書籍が出てますか?大体ラーメンの本なら、どこが美味いとか、店主のこだわりとか、食材の産地がどうとか、そういう話が掲載されているはずです。
こんなことやってるのはアフィリエイトの業界だけです。いつまでも人の役に立つという視点が無く、金儲けの話しかしていない。だからサイト売買でもその話しかできなくなる。
まとめ:サイト売買のM&Aは買い手側のペースに絶対乗らないこと
売り手側として交渉をしてきて、まともな交渉ができたのは片手の指で数える程度。
それ以外は質問しても返答が遅いか回答しない(できない)、こちらにキレる、数字以外の話をしたがらないのどれかです。こういう悪質な買い手を弾くためにも、売り手側としては相手のペースに乗せられないようにしなければなりません。
しかしまぁ、なるほどアフィカスなんて言葉が無くならないわけだ。
~注目:M&Aマッチングサービス~
現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
→[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ
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