陰謀論に引っかかる人は悪質商法にもカモられる現実
みなさんどうも陰謀論。陰謀論に引っかかってる人をウォッチしている@xi10jun1です。
リアルで陰謀論に引っかかっている人を目の当たりにしたことがあるんですが、そうじゃない方面の話題になってもインチキ商品を愛用してる話が出てきたんですよ。
さもありなん、といった感じですね。
陰謀論も悪質商法も希望的観測を悪用している
陰謀論に引っかかる人の特徴として、勉強不足、疎外感、恐怖を感じたとき、というのがあります。
いずれも本人の中では『なんとかしたい』と願うものの、厳しい現実社会ではなかなか解決の糸口が見つかりません。
そういったときに、本人が思い描きたい解決策(=希望的観測)を分かりやすく提示してくれる相手あるいはモノに出会ってしまうことで、陰謀論や悪質商法に傾倒していくわけです。
陰謀論なら『あなたの人生を狂わせているのはDS(ディープステート)だ』とか、悪質商法なら『人間関係がうまくいかないのは霊が関係しているからこの除霊グッズが効く』みたいに。
なので陰謀論に引っかかる人も悪質商法に騙される人も、根っこは同じなんです。悩みを希望的観測に沿って解決してくれるものが前者は情報(デマ)、後者は商品(悪質)の違いでしかない。
とりわけ陰謀論に引っかかる人に特徴的なセリフとして、『こんな私でも世界の真実に気が付けた』というのがあります。
『こんな私』とは、つまり『これまで低く扱い扱われてきた存在』ということ。そこにようやく優位性を保てる世界があり、そこに到達できたことの喜びは本人にしか分からない愉悦があるのでしょう。偽りですけど。
陰謀論も悪質商法も、その偽りの愉悦に至らしめるプロセスが巧みなので、心頭の弱っている人には抜群に効いてしまうのです。
まとめ:陰謀論者は騙され続ける
惨い話です。
陰謀論や悪質商法に騙されていた時間のほうが人生楽しいんですから。だから陰謀論者は騙され続けてしまう。
依存症のようなものですな。
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