アメリカの金利上昇局面における日経平均の値動きの行方
みなさんどうもダウ平均。日経平均株価が相変わらずの体たらくで、もはや安心感すら覚える@xi10jun1です。
コロナショックから間もなく2年ですが、金融緩和の相場がいよいよ終わりそうですね。
で、アメリカの利上げに伴って日経平均は一体どうなっていくのか?
大規模な金融緩和のあとは同程度の引き締め
アメリカにしても日本にしても、今回のコロナ禍では大規模な金融緩和が行われました。
となると、それを今度は引き締めなければならないわけで。それもかつてないほどの大規模な引き締めです。
確かに金利が上昇する局面でも、アメリカのハイテク株やグロース株は上がっていたところがありましたが、状況があまりにも異なっています。
例えば平時の金利が3%でそれが4%になったとしても、一時のショックの後に株価は回復していくでしょう。平時で金利が上がる状況というのは、そもそも景気がいいわけですから。
しかしコロナ禍の現状となるとどうなるか。
アメリカの金利も0の状態ですが、ここから金利を1%ないしインフレを加味して2%に戻すとしても、平時の利上げとは意味も規模も異なります。
なぜかというと、景気の良し悪しが不透明だからです。
直近の雇用統計は良い数字が出ているものの、オミクロン株が出たあとの経済指標にはバラつきも散見されます。実はアメリカの景気がそれほど戻っていない、ないし鈍化しているんじゃないかと。
平時の『景気がいい』という前提であればなんともなかった状況と、現状のコロナ禍からの回復が完全ではない現状と比べて、0の金利を1%ないし2%へ戻そうというFRBのやり方が果たしてどう出るか?ってことですね。
まとめ:ハイテク株やグロース株の売りに複数回巻き込まれるか
今年の日経平均は、アメリカの利上げによるハイテク株やグロース株の売りに複数回巻き込まれるんじゃないかと見ています。
特に米国内のインフレが深刻で、バイデン政権の支持率低下の一因にもなっている模様。民主党政権は貧困層もとい格差是正を謳っているだけにインフレ対策を優先にする可能性が高く、そうなるとFRBに対して利上げを迫るなどして株価が急落することもあり得ます。
逆に株価対策よろしく利上げのペースが落ち込めば、インフレに苦しむ貧困層から総スカンでバイデン政権の支持率が下がり、法整備したインフラ投資法案の期待剥落でこれまた株価下落の可能性も。
どっちに転んでもなんだよなぁ・・・。
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