SDGsの18番目に『都合の悪いことに目を向けよう』も加えてほしい
みなさんどうもSDGs。関連銘柄をピックアップしている@xi10jun1です。
田舎のテレビCMですら聞くようになったSDGsという言葉。
意識高い系が喜びそうなことばかりが述べられていますが、本当に必要なのはこれでしょう。
環境問題や食品ロスの前に『都合の悪いことに目を向けよう』
テレビCMで「SDGsに取り組んでいます」と謳う割に、その活動内容として出てくるのが環境問題への取り組みや食品ロスばかりになってませんかね?
例えばですけど、SDGsのイの一番に『貧困を無くそう』ってあるんですがそちらの取り組みは?って聞かれて『はい、こうしてます』と答えられる組織がどれだけあるか?って話で。
個人的に危惧しているのが、問題として扱いやすい目標ばかり取り組んで、本当に必要な課題に全く向き合わないというSDGsの偏りです。
まさに『都合の悪いことに目を向けよう』という姿勢も必要なのではないか?
都合の悪いことにこそ解決すべき本質がある
web広告の業界なんかが良くあてはまります。
ネットには薬機法やルールに違反している広告が未だにまかり通っていますが、これらを何とかしようとする動きが、当のネット広告の業界に全く見られない問題があるんです。
なぜそうなるか。
端的に言えば、儲からない(と業界全体が思い込んでいる)からです。儲からないことに企業組織がどれだけ消極的な姿勢を取るか、もう想像に難くないでしょう?
これがまさに『都合の悪いこと』であり、だからこそ『解決すべき本質がある』んです。
まとめ:都合の悪いことに目を向けられるか
SDGsだって盛り上がるのはいいんですが、環境問題や食品ロスばかりではなく、もっと本質的な課題解決に目を向ける流れも出てきてほしいですね。
それこそ「貧困をなくそう」とするなら、日本であれば非正規雇用を減らして正社員を増やすとか、就職しやすい環境を整えるとか。
この国の『都合の悪いこと』にどれだけ目を向けて真剣に取り組んでいるかが、SDGsへの本気度として捉えられるでしょう。少なくとも投資家は、ね。
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