地域ブロガーの会 【2016Summer】 に参加してきたよ!地域ブログ運営のコツって何? #地域ブログ
みなさんどうも、地域ブログ!福島県のブロガー@xi10jun1です。
地域ブロガーたちが地域ブログのことを発表する集まり、地域ブロガーの会 【2016Summer】に参加してきました。
地域ブログってどうやって運営するの?アクセスアップや収益ってどうなの?など、気になる話をレポートしていきたいと思います。
地域ブロガーの会 【2016Summer】の詳細
イベントURL:http://eventon.jp/4155
日時:2016年8月4日
参加料:1,500円
場所:青山ダイヤモンドビル2F (株式会社ファンコミュニケーションズ会議室)
住所:東京都渋谷区渋谷区渋谷1-1-8
地図:
概要・目的
地域ブロガーの会は地域の情報を更新しているブロガー(地域ブロガー)が集まり、その運営ノウハウや苦労などの情報を共有して、ブログのレベルアップを目指すブロガーコミュニティです。
これまではクローズドな会だったそうですが、ありがたいことに、このたびオープンなイベントとなって開催されました!
僕も「福島県の地域ブログみたいなの作りたいな」と、まぁ漠然と考えていたところだったので、そのノウハウをかっぱらって参考にしたいと思います。
各セッションのスケジュール
セッションは地域ブログを運営されいている、各ブロガーさんたちのあんなことやこんなことを聞きました。
中でも大事だと思ったところを、箇条書きにして紹介していきます。
セッション①(とよすと運営:アスカ):個人ブログと地域ブログ 成功する共通のネタ
まずは、東京都の豊洲地区をテーマにしたブログ「とよすと」を運営されている、ブロガーのアスカ(@asuka_xp)さん。
サイトがこちら
http://toyosu.tokyo/
アスカさんといえば、ブログ「めーんずスタジオ」を運営されている方として有名ですよね。
地域ブログ「とよすと」では、どのような運営をなさっているのでしょう?
- とよすとは2015年から
- 江東区豊洲エリアに特化した地域メディア
- 意外と歴史がある地域(造船所の面影がある)
- 豊洲で働く人、遊ぶ人をターゲット
- 江東区人口50万人、豊洲12万人、密度1.99人
- 待機児童問題は軽い方、マンションの1階に保育園があったりする
- 豊洲はライブや映画関連のツイートが多いららぽーとや豊洲PITなど
- ネタの拾い方(街を歩く、街の掲示板、街の有力情報をツイートしている人をフォロー、プレスリリース、建築計画の看板、など)
- 生の情報をネットに置くことが大切
- 個人ブログで成功し、地域ブログでもうまう成功したネタは、電源カフェ(結構多い)、コインロッカー(結構多い)、手ぶらBBQ、交通情報(バスの料金など)、イベント情報:スケジュール・レポート
- アクセスは4:6で女性が多い。
- ネタ:交通、保育園、美容院、マンション、イベント、ないものができる(ホテル、温泉施設など)、豊洲市場、東京五輪
- 足で稼ぐスタイルは大変だけど貫く
・セッションで出た質問
Qとよすとのゴールは?
A.めーんずスタジオ超え
Qとよすとのモチベーションは?
A.地域の方に知ってもらっていること。
Q作業量はどんな感じ?
A.1日30分くらいの作業で、1日1記事程度
・感想
やっぱり、足で稼ぐ生の情報って大事なんですよ。僕も福島競馬場とか桃の記事とか書いていますけど、実際に行って、買ったものってインパクトありますし。
ただこのブログで書いているので、地域って感じが無いんです。だから、やっぱり特化してブログ作った方がいいのかな?と感じました。
セッション②(はまこれ横浜運営:あかめ):地域サイトにおけるコンテンツ構築について
続いては、横浜の特にみなとみらいに特化したサイト「はまこれ横浜」を運営されている、フリーランスのあかめ(@mk_mizuho)さん。
サイトがこちら
http://hamakore.yokohama/
あかめさんといえば、ブログ「あかめ女子のwebメモ」を運営されている方として有名ですよね。「はまこれ横浜」ではどのような運営をなさっているのでしょう?
- 2015年8月仮オープン
- 合理的かつ検証なども行うサイト
- エリアを絞って運営
- ターゲットを県外の人6割、県内を4割の人たちに
- PVだけではターゲットを計れない
- 大手サイトには勝てない(見られない)ことも
- オリジナリティのコンテンツ強化
- マニアックな情報などを盛り込む
- 考察しながら運営すると楽しい
・質問
Qサイトの収益はどうしてる?
A.今はアドセンスのみ。純広告もおいおい。ゆくゆくは横浜みなとみらいで思いついてくれるサイトに。
Q行政とのつながりは考えてる?
A.考えている。でも自分からいけない。これからは行かないといけない。
Q顔バレ身バレ対策は?
A.ブログに写真を載せないか、写真NGをアピールする
・感想
横浜という大都市ですよね。そこの情報サイトともなると、大手の旅行サイトやキュレーションサイト(パクリサイトも)なども当然あるわけです。
それでも、大手が載せないマニアックな情報や、ターゲットを明確にした記事を書くこと。それにより、サイトとしてのブランドを向上や大手サイトとの差別化を図ることが可能だと分かりました。
これは見習わないと!
今月の注目地域ブロガーセッション 勝手につくば大使
続いては、つくば市に特化したブログ「勝手につくば大使(@kattsuku)」を運営しているコムさん。
サイトがこちら
http://www.katteni-tsukubataishi.jp/
友人と二人で運営しているという「勝手につくば大使」。一体どんなブログなんでしょう。
- つくばの魅力を広める活動を二人でやっている
- つくば市は、国内外からの学生や教授の出入りが激しい
- 知らないでで住んでいる人もいる
- 一日一記事をモットーに
- 「勝手につくば大使を見た」でお客さんにサービスしてくれたお店も
- つくばを広めにときには海外にも遠征する
- 目標:つくばを東京大阪名古屋のような有名都市にしたい、つくばで最高のお祭りを開催したい、日本の過疎化・少子高齢化を食い止めたい
・質問
Q割引サービスの声をかけるのかどうしてるの?
A.突撃で取材して、割引サービスを提案したらうまくいった。
Q活動資金は?
A.自腹。バイトで稼いでる。
・感想
いやもう、とにかく勢いがすごいわ!
お店に突撃で取材に行って、キャンペーンまでやってしまうとは!
確かにつくば市って学術都市って呼ばれているくらい、国や企業の研究機関が多いですからね。ネタはもちろん、需要も多そうだなぁ。
セッション③(三郷ぐらし運営:サムリ)三郷暮らしの運営、ローカルヒーローの立ち上げについて
最後は、埼玉県三郷市に特化したブログ「三郷ぐらし」を運営されているサムリ(@samuri)さん。
サイトがこちら
http://misato-gurashi.com/
こちらはプロジェクター無しでしたが、行政との関わりが大変面白かったです。
- 2015年8月4日立ち上げ
- 人口約13万人。埼玉県の県境
- ターゲットは、新しいまちに引っ越してこられる方
- ツイッター、フェイスブック、インスタグラムを駆使
- フェイスブック広告で、1いいね150円が時間が経つと60円くらいになった
- ツイッターの広告、1フォロワ―200円だったが、狙ったターゲットに届かなかった、フォローをしてくれた方の質が悪かった(相互自動アカウントなど)
- 先輩ブログの研究(「枚方つーしん」など)
- 閉店記事を書いているブログがあったので、そういう記事を書いてみたらアクセスが多かった
- 閉店後で1記事、テナントが入って1記事、店ができて入店して1記事。
- お店の情報は小出しにして1記事ずつ書いていく。同じ店の情報を細かく記事に
- 1年継続するとターニングポイントになる情報がある
- プレミア商品券はネタになる
- 大雨時にすぐその情報を書いたら、とんでもないアクセスに。
- マニアックな情報もライブドアニュース、ラインニュースに載った
- ポケモンgoでアクセスアップ。まだチャンスある
- マネタイズはアドセンスと純広告でアフィリエイトは今なし
- なかなかスポンサーがつかなかったが、先日1年契約でスポンサーがついた
- 外部ライターを募集している
- 徹底的な真似ばかりではよくないので独自のコンテンツを→ローカルヒーロー立ち上げへ(現在調整中)
- 行政とのかかわりで、観光課からコラボしたいとメールが来た
- 市内をめぐるバスツアーに参加して記事を書いた
- 商工会議所の青年部に所属
- 行政は広報は「やりました」と終わったことは報告するが、「やります」とはしっかりと広報してくれない
質問
Q(行政との)協力体制はお仕事で(経費にできた?)?
A.仕事の授受はなくて、アドセンスで稼いだお金を自腹で。青年部で花火大会のサイトを作った時にはお金をいただいた。本業にも拡張したい。
Q青年部の入部はデメリットが多いのでは?
A.全然考えてないで入った。作業量で後悔したこともあったが、結果的にはよかった。
感想
地域ブログのある種通過点というべき、行政とのコラボ。その面白さや実情を、深く伺い知ることができました。
あとは細かい情報でも、とにかく書いてみることですね。どんな小さなことでも、誰かの役に立つかもしれませんし、アクセスがあるかもしれません。
まとめ:地域ブログって面白い!
ほんと、地域ブログって多種多様で面白いですね!コンテンツはもちろんマネタイズの話まで、かなり詳しく知ることができました。
それにみんな、地域の魅了を広めたい、知ってもらいたい、という情熱がありますよね。モチベーションが元々高い分、コンテンツの充実度や面白さに反映されているのでしょう。
これからもし地域ブログを立ち上げようと思われる方は、ぜひこれらのブログ・サイトを参考にしてみてはいかがでしょう?
僕も福島の地域ブログ、立ち上げてみようかな?
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