イギリスのインフレ率上昇という隠れたリスクに警戒

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みなさんどうもグレートブリテン。イギリスのインフレ率上昇も懸念している@xi10jun1です。

実はイギリスのインフレ率が年末にかけて4%に達する可能性があると、ブルームバーグの記事が出ていました。

アメリカの情報ばかり追っているわけにもいかないので、まとめておきます。

イギリスのインフレ率4%台の可能性

今月1日、ブルームバーグに記事が出ていました。

イングランド銀行(英中銀)のチーフエコノミスト、アンディー・ホールデン氏は、年末のインフレ率は4%近くに達している可能性が高いとの見方を示し、金融政策当局者は1992年に起きたポンド危機以来の厳しい状況に置かれる恐れがあると警告した。

引用元:英中銀のホールデン氏、英国のインフレは4%に向かう公算大と警戒

基本的にインフレは、先進国の場合だと2%が望ましいとされています。

景気が良くなり、物価も賃金も上がり、税収も上がっていく最もバランスの良い数値が2%なのです(所説あり)。

で、インフレ率4%という数値は、先進国では警戒すべき数値になります。望ましいとされる2%との差はたった2%かもしれませんが、国単位の経済活動となると大きな値です。

金持ちはあまり困りませんが、貧乏人は困ります。物価が上がるので、モノが買いにくくなるからです。

なので、その急な景気回復にブレーキをかけるために、利上げやテーパリングが必要になります。

そうなると対ポンドの価格が急変動する可能性があり、FXトレーダーでは死人が出る可能性も・・・。

離脱問題とコロナ後の値動き(急な利上げ示唆などポンドのサプライズ的価格変動に注意)

こちらは過去10年のポンド円の値動きになりますが、アベノミクス相場で円安になった2012年~2016年、そしてUE離脱問題で円高になった2016年~2020年と、大きな値動きはこの2つですね。

特にイギリスのEU離脱問題は長引きました。昨年やっと合意に至ったので、5年を要した形になりますね。

そして同時期に発生したコロナ相場。現在インフレ率の問題を抱えていますので、利上げやテーパリングなどの緩和縮小策が取られればポンドが買われて上がっていくでしょう。

先日MPC委員の利上げ示唆発言で急騰したことがあったので、実際にそのような情報が確定すれば一気に160円もあり得ますね。

まとめ:対中リスクも忘れずに

ただし、イギリスというと中国のリスクがあります。香港問題で中国と仲が悪くなっているので。

また冬季北京オリンピックのボイコット問題として、現時点でジョンソン首相は『ボイコットはしない』方針になっています。

が、情勢次第ではひっくり返る可能性もありますので、利上げを目論んだポンド円の買い一辺倒というわけにもいかないですな。

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現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2021年7月17日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

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