全国高校生金融経済クイズ選手権『エコノミクス甲子園』で金融知力を競え!オススメの参考書も紹介するよ!

2016年9月22日お金

みなさんどうもエコノミクス!金融知力を高めたい@xi10jun1です。

地元の東邦銀行の案内で見つけたのですが、全国高校生金融経済クイズ選手権『エコノミクス甲子園』という、お金や経済をテーマにした甲子園があるんだそうです。

今はこんなものもあるんですねぇ。いいなぁ、今の高校生!

全国高校生金融経済クイズ選手権『エコノミクス甲子園』とは?

引用元:エコノミクス甲子園【公式】アカウント@ecokouより

全国高校生金融経済クイズ選手権『エコノミクス甲子園』は、高校生の金融知力を競うクイズ大会です。

公式サイトがこちら。

エコノミクス甲子園

概要はこんな感じ(記事更新日時点)。

  • 全国大会主催:認定NPO法人 金融知力普及協会
  • 地方大会主催:全国の金融機関(地方銀行など)
  • 2016年度地方大会: 2016年11月上旬~12月下旬
  • 2016年度全国大会: 2017年2月4日(土)・5日(日)
  • 参加費:無料
  • 優勝賞品:アメリカ・NY研修旅行
  • エントリー方法と条件:公式サイト→http://econ-koshien.com/を要参照

さらに、全国大会に出場する参加者を対象に、金子・森育英奨学基金が奨学金を出してくれる制度があります。四年制大学への進学志望があり、経済的な困難がある方を対象に、返済不要の奨学金200万円が付与されます。

すげぇ!

募集人数は1~3名と限りがありますが、これはチャンスを掴みたいところ!

最新情報は公式ページ(詳細が変わっている可能性があります)へ→エコノミクス甲子園

問題についてはこちら。

出題される問題は単純な金融経済の知識でなく、生活していく上で是非知っておいてほしい、新聞やニュースを元にした時事問題や、お金に関するトリビア、より生活に根ざした家庭科など、生活していく上で是非知っておいてほしい「お金」に関わる幅広い内容です。エントリー完了後に送付いたします事前学習教材を参考に勉強していただくことがポイントです。

引用元:よくある質問 | エコノミクス甲子園

乏しくそして貧しい日本の金融知力

エコノミクス甲子園の趣旨はこのようになっています。

社会に羽ばたく前の高校生に、世の中がどのような金融経済の仕組みで動いているか理解して読み解き、「自分のライフデザイン」や「自分とお金の関わり方」をクイズを通して考えてもらうきっかけとするために開催する。

引用元:大会概要 | エコノミクス甲子園

日本の教育課程では、お金に関する学習が十分に盛り込まれているとはいえません。先日記事にしましたが、世界各国を対象にしたグローバル・ファイナンシャル・リテラシー(金融知力)調査の結果、金融知力があると判定された日本人の割合は、43%だったというのです。

当ブログ参照記事:半数が金融知力無し!日本人がお金を嫌い過ぎてしまった結果なのか?

これが世界第3位の経済大国の金融知力なのかと言われたら、疑問に思わざるを得ないのは僕だけではないはず。

しかし、昨今はこうした金融知力を高めようとする動きが、日本でもちょこちょこ見受けられるようになってきました。このエコノミクス甲子園が、もっと認知度の高い大会になるといいですね。

投資家が出題!この金融知力クイズが解けるかな?

さて、この記事を高校生が見てくれているかもしれないので、僕が独自に作ったクイズを3問ほど解いてみてください。

回答は4択。この記事の最後に答え合わせがあるから、最後まで読んでね。

答えられるかな?

第1問

日本で年金の運用や管理を行っている機関を俗にGPIFと呼ぶが、正式名称は次のうちどれ?

  1. 日本年金管理運用機構
  2. 日本年金積立管理財団
  3. 年金積立金管理運用独立行政法人
  4. 年金管理運用委員会
第2問

○月1日、海外から98ドルで輸入した商品の値段は、当時日本円で10,290円だった。○月3日になったところ、為替の変動によりドル円のレートが1円の円高になった。現在の商品の値段はいくら?

  1. 10,192円
  2. 10,388円
  3. 10,186円
  4. 10,396円
第3問

今銀行に100万円を預けるとする。金利が0.015%で固定であるとき、5年後にはいくらになるか。※金額は小数点以下切り捨て、税金は考慮しないもの(税引き前)とする

  1. 1,077,284円
  2. 1,038,642円
  3. 1,001,500円
  4. 1,000,750円

まとめ:これからは金融知力を高める教育が必要!

先ほども書いた通り、日本の金融知力は乏しいと言わざるを得ない状況です。

しかし、こうしたお金をテーマにしたクイズ大会など、金融知力を高めようとする動きは徐々に活発になってきています。少額投資非課税制度"NISA"の子供版"ジュニアNISA"の勉強会・セミナーなどは、親子で参加できるものもありますからね。

プログラミングや英語も大事ですが、何よりもお金がなければ生きていけません。この厳しい時代を生き残るためにも、金融知力にも目を向ける時が来ているのではないでしょうか?

答え合わせ

では答えがこちら

第1問:3 年金積立金管理運用独立行政法人

世界最大の機関投資家とも称され、運用資産は約130兆円。

第2問:1 10,192円

10,290円÷98ドル=105円/ドル。よって○月1日時点のドル円レートは1ドル105円。

円高は円の価値が上がることなので、○月3日のドル円レートは1ドル104円になる。

なので、104円×98ドル=10,192円

第3問:4 1,000,750円

1,000,000円×(1+0.00015)^5≒1,000,750円

もっと勉強がしたいなら

エコノミクス甲子園をきっかけにお金にまつわる勉強がしたい方は、関連する資格の書籍がありますから参考にしてみてください。

~注目:M&Aマッチングサービス~

現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。

[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ

スポンサーリンク

※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2016年9月22日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

お金

Posted by jun


当ブログのスポンサー