桐谷さんの本を読み返してみた。若者へのメッセージが何だか沁みるよ
ちょっと本を整理している最中、桐谷さんの株主優待生活という本を読んでいました。
これですね。
その中に桐谷さんへの質問コーナーというのがあって、ついつい眺めてしまったんです。
※実はこの記事は前のドメインで記事にしていたのですが、ブログは消してしまったので再度考察して書いています。
桐谷さんへの質問で面白かったもの
ちょっと紹介します。
Q:小さいころの夢は?
A:明智小五郎に憧れて、私立探偵になりたかったです。
Q:子供のころのあだ名は?
A:キーたん
Q:今、一番欲しいものは?
A:奥さん
あだ名が「キーたん」(;^ω^)
これ以上に面白い質問もあるので、書籍で確認してください。
で、そこにちょっと気になる質問と答えがありました。
若者へのメッセージが何だか沁みる(-ω-)
僕が気になったのはこの質問です。
Q:最近の若者についてどう思われます?
A:デフレなど、時代が悪いので少し気の毒ですね。私たちの若いころはバブルだったのでみんなすごく元気で世の中が楽しかったという印象があるので、特にそう感じます。若い人は高い買い物をしない、すぐに貯金するというニュースを見ると気の毒に思っちゃいます。これは、若者のせいではないんでね。
実は桐谷さんがここでおっしゃったことに見覚えがあるんです。仙台で学生生活を送っていた頃にも、お年寄りの方から言われたことがあって、「分かってくれる人もいるんだなぁ(´Д⊂ヽ」と感激したことを覚えています。
桐谷さんがどの程度の若者を想像していらっしゃるかは分かりませんが、少なくともデフレの時代を生きてきた若者を指していることは確かです。たぶん10代20代30代くらいでしょうか。
そして、僕が一番ひっかかったのは、「若者のせいではない」という部分です。
ゆとり世代や若者が悪いんじゃなくて時代が悪かったという考えもできると思う
ここでいう大人は20歳以上全員です。
何かのせいにするというと、ちょっと聞こえは悪いですが、どう考えても時代が悪いせいだよ。景気の悪い時代に生まれ育ってしまったせいで、物は買わなくなったし、ずっと将来が不安だし。今自民党政権になって、ようやく雇用が増えているという話が出てきたようですが。
勿論、「今どきの若者は・・・。」というのは仕方なくて、2,500年前のローマの遺跡にも書いてあったくらい伝統的なものです。でも、それを大人が口を揃えて大合唱するのは、もうそろそろやめるべきだし、情報社会になってもまだこんなこと言うようでは、センスが無いなぁと感じます。
僕は震災に遭ったせいか、個人の努力ではどうにもできないことが起こったらもうダメなんだなと考えています。勿論、個人個人の努力は必要ですけど。
いつか、桐谷さんと普通に対話してみたいな。
~注目:M&Aマッチングサービス~
現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
→[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ
スポンサーリンク