債務上限問題を通過し上がる株の謎とリスク感。

ブログ,

みなさんどうも日経平均。日本株の上昇にちょっと危機感を覚える@xi10jun1です。

アメリカの債務上限問題が無事通過したことを受けて、日米で株と先物がドカドカと上がっています。

そりゃあアメリカがデフォルトなんて考えたくもないですし起こる確率は低いですけど、そんなドカ買いで上がりますかね?

半導体と利下げ織り込み

原因はこの半導体への買いと年内利下げの織り込み再燃です。

元々この2つが要因でここ最近の株は上がっていたんですが、債務上限問題が日に日に期日に近づくにつれリスク感から買いの勢いがなくなっていました。

ギリギリで解決に至ったということで、2つの要因が一気に評価されて株高になっている状況です。

ただ上がりすぎな面もありますし、特に日経平均の上がり方はそのほとんどが値がさ株ばかり。値動きもあるだけに寄与度の高い銘柄だけが延々と買われていて、新興株などには全然恩恵がありません。

そのうち見直されて新興株が買われるターンもあるでしょうけど、それにはやはりアメリカの金利が下がらないといけない。

で、そんなアメリカの金利はというと、年内利下げを織り込むような状況か?というのが正直なところ。

米金利は年内据え置きの可能性

個人的には年内利下げは起こらないと見ています。

あるとすれば、来年早々の利下げを想定したFRBからのアナウンスが秋ごろに出るくらいでしょうか。少なくとも年内利下げは難しいかと。

中央銀行たるFRBにしてみれば、政策1つに十分に足る証拠が必要なわけで、市場が思うような金融政策だけをする訳に行きません。

証拠とはつまり、労働市場や消費者物価指数といった数値が複数回にわたって『利下げが必要だ』とする状況にならないといけないということ。

現状のアメリカはまだそこまで至っていないように感じます。物価は依然として高いですし、賃金も比例して上がっているし。

まとめ:最大のリスクは再利上げ

市場が利下げを織り込んでたらFRBが再利上げをアナウンスして株がドカ下げ、なんてシナリオが最も想定外としてドカ売りになるかなと。

あとはロシアが戦術核を使うとか、中国が台湾侵攻しちゃうとか。

上げだしたらキリがないものの、万が一がありますからね。

~注目:M&Aマッチングサービス~

現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。

[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ

スポンサーリンク


ブログ,

Posted by jun