悪質な情報商材系のサイト・ブログ・SNSアカウントを見破るポイント
どうも!耳かきは週1回の@xi10jun1です。
「中卒でも稼げた!月20万円の収入が得られるブルーオーシャンビジネスを教えます!」
ツイッターやFacebook、WEB広告によく出てきますよね、うさん臭ェうたい文句。こうした文言で売られているのは、大体悪質な情報商材であることが多いです。
そこで今回は、それらを見破るポイントとか彼らのインチキを記録していきますので、見つけたらぜひ無視してあげてください。
情報商材とは
まずは、情報商材について少し解説します。
情報商材とは、何かの方法・ノウハウを本やDVDなどの記録媒体にまとめた販売目的の品物のこと。
広い意味で考えると、本屋で売ってる本、雑誌などは全て情報商材とも言えます。
ただし僕が今回書いていくのは、とりわけ悪質性の高いネット上に存在する情報商材です。
あとを絶たない情報商材の被害
独立行政法人国民生活センターによると、ここ数年で被害が拡大しているようです。
参照:
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20130321_1.html
参照:
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20150716_1.html
手口は次のようなものです。
悪質な情報商材販売モールや情報商材制作業者の中には、情報商材をあたかも一般的な電子書籍(ebook)のダウンロード販売、インターネット出版、オンライン通販、のように仮装する業者もあり、国民生活センターは繰り返し注意を呼び掛けています。
また、情報商材詐欺の被害拡大は、アフィリエイト(提携)報酬目当てに、情報商材を購入した被害者が、今度は販売に加担する加害者の立場になるというマルチ商法に似たメカニズムが関係しています。
このようなことから、情報商材の詐欺的な販売については、販売者はもとより、メールマガジンやレビューサイトと呼ばれる商品の宣伝ブログを開設して、詐欺的な情報商材の勧誘に加担するアフィリエイターも詐欺罪に問われ、逮捕される可能性があると専門家は指摘しています。
引用元:詐欺的な高額マニュアル売りつけ商法 「情報商材」被害に関する新聞報道をご覧いただけます。| ITビジネスジャーナル
高額な情報商材に加え、塾やコンサルといった形で顧客を集めるケースもあり、形は年々多様化しているようです。
ネットでアフィリエイトをしている人を「アフィカス」などと呼ぶ風潮があるのは、こうしたところも一因でしょう。
情報商材系のサイト・ブログを見破るポイント
さて、こうした悪質な情報商材などに引っかからないようにするには、そういう類の情報を見破って無視しないといけません。
マイナスからプラスに変わったことを全力アピールするサイト・ブログ
これはもう鉄板。
例をあげましょうか。
- 「中卒でもせどりで何万円稼いだ○○のブログ」
- 「ブラック企業を退職してアフィリエイトで月収百万円になった元会社員のブログ」
- 「元バイトがアフィリエイトで自由になれた方法」
彼らのサイトに共通しているのは、「私は世間一般にマイナスの立場であろう人々と同じ状態から、ここまでなれました!さてその方法とは?」というメッセージです。
このように書けば、タイトルと同じ立場の人たちからアクセスされます。
なぜかというと、情報商材販売目的のやつらの見込み客は、こうした「低学歴」「ワーキングプア」などといった社会的立場が弱い人たちだからです。
その社会的立場が弱い人たちは、「マイナスからプラスになれる方法」を欲したからこそ、検索してサイトやブログにアクセスしたのです。
そこで「稼げる方法教えます」などと情報商材が販売されていても不審に思いませんので、高額な情報商材を買わされてしまうのです。
ただこの流れ自体は、普通のアフィリエイトとほとんど変わりません。
だからこそ悪質な情報商材はタチが悪いのです。
注意すべきキーワード
特に、「稼いだ」「自由」というキーワードが全面に書かれているサイトやブログは要注意です。
- アフィリエイトで自由になりました
- せどりで月収百万円稼いでいます
- ドロップシッピングで独立して稼いでいます
などなど。
情報商材系のSNSアカウント(ツイッター・フェイスブック・ライン)を見破るポイント
サイトやブログに比べると、投稿内容ですぐわかるので見破るのが楽です。
そのようなアカウントには、やたらビジネス系、意識高い系の言葉ばかりがズラズラタラタラ並んでいます。
「行動しないと何も始まらない」とか、「仕事ができない人は~」とか。
また「カフェで仕事なう^^」「稼いでいる人と食事にきています!」などと、自由な暮らししてますアピールの画像が多かったり、豪華な食べ物の画像ばかり投稿していたりします。
メルマガ登録やブログ訪問のメッセージをすぐに送ってくる
フォローしたり友達になると、「メルマガやってるので良かったらどうぞ!」とか、「アフィリエイトで稼ぎました。その方法教えますよ」とか、「こういうブログやってます!」とか急にメッセージを送ってきます。
仮にブログに行ったとしても、案の定「アフィリエイトで自由になりました」とかいう嫌~なブログが出てきます。
最近はラインへの勧誘が多いですね。「ビジネスをしたい人はライン下さい→ID:~」とご丁寧にプロフィールに書かれているので、アホみたいに分かりやすいです。
ゴールは結局、情報商材の販売や高額な商品の売りつけ
そのようなサイトやブログ、SNSのアカウントの目的は、結局は高額な情報商材の売りつけにあります。
情報商材を直接販売しているところもあれば、次のようなものもあります。
メルマガ登録から高額な情報商材や塾、コンサルの売りつけへ
「私が中卒でも稼げた方法を教えます!詳しくはメルマガで!」とメルマガ登録を促しているサイト、SNSアカウントもあります。
このメルマガに登録すると、運営者の生い立ちとかビジネスの話とか、取るに足らない内容のメルマガが何回か送られてきます。その後、「アフィリエイトの商材をあなただけの特別価格で販売します!」とか、「せどりの塾を開きます!」とか言って、オファーをかけるんです。
そして「塾の料金は1か月10万円です」とか「この(高額な)情報商材を買った人にコンサルをします」とか言って、料金を請求してきます。
だから「アフィリエイトで稼ぎました」とか必至でアピールしているサイトは、本当はアフィリエイトだけで稼いでいるんじゃなくて、高額な情報商材の販売や、塾、コンサルで稼いでいるんです。
まとめ:ネットでお金を稼ぐことは悪いことじゃない。ただし情報商材、テメーはダメだ!
情報商材は特にネット上にあるものは、ほとんど悪質と思っていいでしょう。
いわゆる「中にはホンモノが・・・」というのは、探すだけ時間の無駄なので辞めなさい。
とはいえネットでお金を稼ぐのが悪いことではありません。勉強するならアマゾンで評価の高い本、とりわけ実績のある人物の書籍を買った方が全然安いです。
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