株主総会行けなくてもネットで議決権行使!なぜ上場企業なのに対応していないの?
どうも!最近風邪を引かなくなった@xi10jun1です!
IIJこと株式会社インターネットイニシアティブから、株主総会のお知らせが届きました。
しかし、株主総会には行けそうにありません・・・。
なじょすっぺか?
株主総会行けないならネットで議決権行使すればいいじゃなぁい!
さすが、通信事業を営む会社。
ネットで議決権が行使できるなんて!
あ、当然?そうですよね(;^ω^)
では、さっそく議決権を行使してみたいと思います。
ネットで議決権を行使する方法
まずは、画像で明記されているように、http://www.evote.jpにアクセスします。
※このリンクは会社によって違うと思いますので、議決権行使書をよく確認してください。
あ、あれ?
あ、あぁ、移るのね。
ビビった(;^ω^)
移動先のサイトはhttps://www.evoting.tr.mufg.jp/e-voting/app/K_Start.do(※画像は全てこのリンク先からの引用となります)です。
で、次に画面にある「次の画面へ」のボタンをクリックします。
すると、別枠の画面が開いて、ログインIDとパスワード入力画面になります。
ここで議決権行使書に明記されている、ログインIDとパスワードを入力して先に進みます。
すると、新たにパスワードを設定する画面になりますので、新しいパスワードを設定して次に進みます。
確認画面なので、先に進みます。
すると、ログインが正式に完了し、手続き画面にいきます。
ここで、「議決権行使」のボタンをクリックしてください。
確認画面になりますので、次に進みます。
そしたら、議決権の行使のための選択画面になります。
ここで全ての議案に賛成か、個別の議案に賛成するかを選ぶんすね。
議案の内容は、送付されてきた株主総会の通知書に記載されていますが、画面下の「こちら」からも確認することができます。
次の画面に進むと、議案の確認画面になります。
議案の賛否を確認したら、「送信」ボタンをクリックして完了です。
ここまでだいたい5分くらいでできますので、楽チンですよ!
なぜ上場企業なのにネットに対応してないの?このご時世
実はこの議決権行使、ネットに対応していない企業がまだあるようなんです。
詳細なデータは見つかりませんでしたが、日本取引所グループにグラフが掲載されています。
データが古いので今はもっと多いでしょうけど、それにしてもグラフの最後が平成20年ですから、もう7年も経過していますよね。
でも、まだすべての上場企業が対応はしてません。
日本では、ICJ等のシステム自体はあるが、電子行使プラットフォームが完全に実現しておらず、実際にこれを経由するような流れになっていない。この結果、株主総会の5営業日前までに議決権行使内容について判断しなければならず、判断までの時間について課題がある。
「別に今は法的にどうということはないし、そっちに余計なコストはかけられないから別にいいよね。今のままで。」って感じでしょうか?
それでも、そろそろ義務付けられそうな気がしますけどね。
個人投資家は不便っちゃぁ不便だけども・・・
上場企業は3月決算の会社が多いので、株主総会の月がちょうど今ごろに偏ります。
そうなると、株式を10社も20社も、あるいはそれ以上所有している人というのは、とにかく議決権行使の数が多くなります。封筒がわんさか届くでしょうなぁ・・・。
そんな1個1個の議案を見てたら、あっという間に議決権行使日が過ぎてしまう。
ネットならさっきみたいに5分で手続きできるので、期日ギリギリでも行使できます。でも、ネット対応していない会社の議決権の行使は、株主総会に参加するか、郵送📬で、ということになるわけです。
ただ、個人投資家もあまり議決権行使には消極的なのも実態としてあるようで・・・。
参照:ニュースリリース|野村證券 – 野村グループ:野村個人投資家サーベイ(pdf)
確かに、面倒ですもんね(;^ω^)
だからこそ、ネットの手軽さをもっと推進すべきだと思うのです。
まとめ:議決権行使のネット対応1つでも株主思いかどうかを分けるのかも
正直、この時代に議決権行使をネットで行えないのはオカシイでしょう。
それだけでも、株主思いかどうか、株主の意見を得ようとしているか、なんかが分かるような気がします。
ちなみに、会社によっては、議決権行使をネットで行うと500円のクオカードがもらえるところもあるんです!
元々株主総会って、行くだけでも粗品とかがもらえたりしてお得なこともあるんですよ!
ところが議決権行使をネットで済ませて株主総会に不参加ということは、粗品とかもらえませんよね。
クオカード💳1枚でもいいよなぁとか思ったり(;^ω^)
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