トランプ氏の関税政策は既知の情報なのに何故市場は動意づいたのか?
みなさんどうもトランプ相場。そろそろドカ下げが来そうだと睨んでる@xi10jun1です。
トランプ氏の関税に関する発言でドカっと下げていた日経平均ですが、そもそも大統領選のときからずっと言及してたんですよ。
それにもかかわらず既知の情報でまた下げる日経平均、何かおかしいですね。
市場はトランプ氏の関税発言を無視していた?
トランプ氏が次期大統領として選出されたとき、経済政策への期待から株価はドカッと上げていたんですよ。
まぁ上がるのはいいでしょう。ご祝儀として。しかし同時に関税について意識しないといけなかったんです。
でもそれはなかった。というか、無視していたんでしょう。
コロナ禍以降、相場はリスク要因を無視する傾向が強まりました。ウクライナ情勢や中東情勢、中国経済など、これまでならリスクとして意識していた外部要因より、とにかく金利を意識した値動きに終始しているんです。
なので今回のトランプ氏の関税発言も、選挙戦から大統領決定に至るまで無視してきたからこそ、急な関税の話題で下げてしまった。意識せざるを得ない、と。
市場の間違いが多すぎる
なんか今の相場って杜撰なんですよ。
新興企業の不祥事みたいに、多方面のリスクを無視している。
中東情勢の悪化をなぜか好感したり(利下げが早まる=株高の可能性)、金利の動向で動いたかと思えば実際にFOMCで利下げがアナウンスされると景気悪化を意識して株を下げたり。
なんだかこう、金儲けを勘違いしている人たちが参加してるような、そんな感じです。
まとめ:トランプ氏の発言で動く相場再び
いずれにしても、トランプ氏の発言で動く相場になったことは確か。
なにより市場が織り込んでいない場合は余計に警戒が必要で、実際、陰謀論者のロバートケネディジュニア氏を日本でいう厚生大臣に指名しているあたり、アメリカ国内の感染症で景気悪化からの株下げは警戒したいところ。
特に米国第一の政策がアナウンスされたときが注意です。
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