市場は中東情勢を意識しているがその理由は地政学リスクそのものではない
みなさんどうも中東情勢。イスラエルを中心に動向を見守っている@xi10jun1です。
中東情勢が緊迫化するなか、昨日はイスラエルとイランで報復合戦か?とする報道が出て市場がドカ下げしていました。
しかし地政学リスクそのものが原因で下げたわけではないようで・・・。
原油高によるインフレの長期化を懸念している
見出しの通りで、中東情勢の行く末じゃなくて、それに伴う原油高がインフレの長期化をもたらす、すなわち利下げ期待が後退したのを嫌気して下げてたってのが正解でしょうね。
なんかこう金利一辺倒の状況は相変わらずといった感じですね。昨年、中東情勢が悪化した際は逆に利下げ期待で上げてたんですよ。景気悪くなるから金利下がるかもしれない、つまり株高って。
なので中東情勢の動向そのものよりも、それによって米金利がどう動く見通しなのか?にばかり注目が集まっていて、本当に市場ってやつは困ったもんですね。
とはいえ、ここで分かったこともあります。
中東情勢を市場が注目しだしているという点です。
これまでなら多少のドンパチがあっても市場は無関心でしたが、米金利に影響があることが分かったので無視はできなくなりました。
そもそもウクライナ情勢以降、原油高がインフレの主要因になった点もありますからね。産油国が集まる中東情勢の動向は本来無視してはいけないんですよ。
それを思い出させられた、ってところですね。
まとめ:中東情勢はまだくすぶる
イスラエルとイランだけじゃなく、シリアやロシアなどなど、火種は残っている状況です。
どれもこれもが産油国ですので、原油高の懸念が出るたびにインフレの長期化が意識されるでしょう。
とりあえず、株高は少し収まりそうだ。
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