信用される値上げと信用を失う値上げの違い

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皆さんどうも消費税!行きつけのお店の商品の値段も上がったので、行く頻度を減らし始めた@xi10jun1です。

あちこちで値上げの話題が出ていますが、ちょっと『ん?』と思ったのが有料noteです。

その値上げは違うんじゃないの?

不必要な値上げは信用を失う

ツイッターなんかで有料noteのツイートが回ってくるんですが、『この値段は今だけ!後日値上げします!』というのをよく見かけます。

はっきり言って、『それ初速で売りつけたいがためにやってるでしょ?』ってのがモロバレで、あまりに印象悪いからやめたほうがいいですね。

ビジネスモデル上せざるを得ない値上げは納得できます。よっぽどnoteで活躍しているメディアで、『取材にかかる旅費交通費とか人件費が上がってるから』なら分かるんです。

ただツイッターで回ってくる有料noteって、『物を売る(買わせる)方法が書いてあるコピーライティングの本に則ったような値上げ』の仕方で、こちらが納得できないんですよ。

理由を共有できない値上げは不快

『この値段は今だけ!後日値上げします!』って、なんか『儲けたい!』という売り手の自分勝手さが目立つんですよ。しかも買い手の分からない理由で値段が上がるから、その共有や共感ができなくて置いてけぼりになる。

まして、そうやって置いてけぼりにしたのに、悪びれもしないし理由も教えてくれない(たぶんそうやって売りたい・儲けたいだけなんでしょうけど)。そんな不快感を感じる相手から買う気なんて、失せる他ないわけです。

もちろん手法としては身近に存在するので、法律違反だとか言うつもりはありません。期間や個数の限定とか、そういうのと一緒ですからね。

ただ露骨というか、『それ、本当に買い手のほうを向いた商売なの?』と。

信用される値上げ

一方、世の中には信用される値上げというものも存在します。

冒頭で書いた通り、旅費交通費や人件費、石油価格の高騰、為替が理由であれば、売り手も買い手もその情報を共有することができます。ビジネスモデル的に値上げしなきゃならないのに、『お客のため』とお値段据え置きにしたら業績悪化で店閉めましたでは困るわけです。

それに世の中はそうやって物価や賃金が上がっていくわけですし、経済の在り方の1つとしてあって当然のこと。それなら値上げも納得できますし、信用を失うことはありません。

ですが、そのコンテキスト(背景・事情)が無いままの、単に売りつけたいだけのnoteは見透かされてしまうでしょう。まして値上げなんてそうそう簡単にできるもんじゃないのに、そういう素振りもないんだもの。

まとめ:軽々しい値上げは信用を失う

そもそもnoteって、そんなに値上げの必要がないメディアじゃないですか。

前述の通り、noteが主体のメディアやコミュニティで、取材費や人件費がかかるなら話は分かります。

しかし一個人がそんな軽々しく『この値段は今だけ!後日値上げします!』なんてよく言えるよなと。

  • そのnoteを読む側とのコミュニケーションは?
  • ディズニーランドのようなコンテキストはあるの?
  • 一体何の根拠があってそんな値上げをするの?

甚だ疑問ですし、そういう値上げの仕方は『あ、これはただ売りつけたいだけだな』と見透かされて信用を失うので、やめたほうがいいですね。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2019年12月28日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。