日経平均最高値更新は通過点に過ぎないか?
みなさんどうも日経平均。最高値更新を見守る@xi10jun1です。
日経平均が史上最高値を更新しそうな雰囲気になっていますが、そのほとんどは値がさ株に集中しているのが原因です。
これから他の銘柄にも波及して全体が上がるのか、それとも・・・。
史上最高値と言うほど日本の景気は良くなっていない
今の日経平均は主に米金利の動向、円安、半導体の国策化が主な値動きの要因となっています。特に金利の動向はFOMCのたびに注目され、パウエル氏によって利下げが否定されて下がるのを繰り返してきました。
で、投資のセオリー的に金利の動向で株が買われるのはよくありますが、現状はそれが行き過ぎている状態と言えます。
ぶっちゃけ、直近の日本のGDPは円安と物価高が原因で予想外のマイナスになっているわけで、バブルの頃のような日本全体が景気良くて株が上がっている状況ではありません。当時とは違って日本人が積極的に買っていないですし、生活に直結する税金を下げないので庶民の生活は苦しいままです。
もっと可処分所得が増えていれば、日経平均なんてとっくに5万円とか下手すると10万円台だったはずなんですよ。ところが失われた30年のせいで、ようやっと高値更新している有り様。
そもそも他の先進国、それこそアメリカなんて30年の間にとっくに高値更新を続けているんですから。日本は前回の高値を更新するのに34年もかかっているんです。
これをおかしいと思わないほうがおかしいって話。
ましてその30年で再び日本人が爆買いしてるかと言ったらそうではなく、中国の景気悪化で投資マネーが流れ込んできているだけ。日本人ではなく海外のマネーが集中しているに過ぎないため、見切りをつけられたら同じだけドカドカ売られるでしょうね。
まとめ:通過点だが油断できない
自分の国の株価なのに自国民よりも海外の影響を受けて上下する、そんな株価は異常でしょう?
一体いつになったら日本人が消費も株も爆買いできる時代になるのか。
仮に日経平均がこれから史上最高値を更新しても、油断はできませんね。
~注目:M&Aマッチングサービス~
現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
→[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ
スポンサーリンク