米政府閉鎖リスクがいつか本物のリスクになる可能性
みなさんどうも米政府。適度な警戒感は必要だと思う@xi10jun1です。
政府の新会計年度の予算案を巡って協議が進むアメリカですが、再び閉鎖リスクが出てきました。繋ぎの予算案も否決され、10月の米政府閉鎖が確実視されています。
これがいつか本物のリスクになるかもしれないな。
米政府が予算で揉めるのはいつものことだが・・・
毎年のように予算案や債務上限問題で米政府閉鎖が騒がれるようになってきましたが、言ってしまえば、『なんだかんだで回避ないしは予算に合意してなんとかなるんでしょ?』という雰囲気があります。
なので市場の反応も限定的で、確かに下がってはいるものの、悲観的になるほどの売りではない様子。
毎年のことですし、言っても世界一位の大国ですから『まさか』なんて起きようがありませんから。
ただこういうのが後々厄介な状況を引き起こすんですよね・・・。
格付け機関による国債の格下げは影響大
8月のフィッチの件もそうですが、こうした状況が続いているので格付け機関からの国債の格下げが懸念されています。
現状、大手格付け機関のムーディーズは米国債を最上位のAaaに据え置いていますが、今回もし米閉鎖となるとその格下げの可能性が高まります。
これで2011年に同じく米国債の格下げを行ったS&P、今年のフィッチに続くとなると、さすがに危機感が出てくるのかなと。
2011年のS&Pの格下げで全面安になった経験がありますし、フィッチの時は影響が軽微だったものの、それが今回も大丈夫とは言い切れませんから。
まとめ:米国債の影響を注視
大手格付け機関のムーディーズがどう判断するかは分かりませんが、少なくとも現状の米政府は国債の格下げリスクを負っていると見ていいでしょう。
上院と下院で共和党と民主党がねじれ状態ですし、こうした審議のたびにこんな問題が起きてはねぇ・・・。
特に月曜日の相場は警戒が必要でしょうな。
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