中国経済の不安要素がニュースになるも市場の反応が薄いというリスク

ブログ

みなさんどうも中国経済。そろそろこの話題が出てくると踏んでいる@xi10jun1です。

市場は米金利の動向ばかりを気にしていますが、今最も気にするべきは中国経済だと思っています。

2015年のチャイナショックとは比にならないドカ売りが来そうなのに、市場は何故こんなに中国経済を無視するのか?

今頃意識しだしたドイツとイタリアの株価

中国の依存度が高い国というと大小様々ありますが、先進国はおおよそ中国との貿易が盛んです。

で、そんな中で最近株価を下げたのがドイツとイタリアで、中国景気への懸念は重しとなっている様子が伺えます。

直近の中国経済指標はとても芳しいものとは言えず、7月の同国貿易統計では輸出と輸入がともに2桁減となっていたあたり、諸外国とのビジネスが軟調になっている節が見えます。

さらに中国国内では若年層の失業率も上がっていて、信じがたいことにその数値は46%にも達するとニュースも出る始末。実際の数値は分かりませんが、昨今の不動産市況や貿易関係の指標を考えると、あながち間違いとも言い切れないところがあります。

なぜ日米の市場は中国経済を無視するのか意味不明

そこで疑問なのが、何故日米の市場はこれほどまでに中国経済への感度が低いのか?という点。

コロナ禍以降特にその傾向が顕著で、米金利の情報でのみ株価が上下している状態がずっと続いています。

中国の景気減速が世界的な経済の悪化に繋がるとの予測から起きたのが、2015年のチャイナショックです。

しかし、ゼロコロナ政策の失敗に不動産市況の悪化に失業率の増加にと、悪材料が出てきているにも関わらず日米の市場がこれらを無視とは意味不明です。

意味不明だからこそ、ナントカショックとか言ってドカ下げするんでしょうけど・・・。

まとめ:チャイナリスクは無視できない

米金利の動向も落ち着きを取り戻しているので、次の材料探しをするなら中国は無視できません。

特に不動産市況に関しては悪化したままですし、この不景気を打破するために中国がどんな政策を行うのか読めませんし。

まして日米印として対中包囲網を敷いているわけで、何も起こらないはずがなく・・・。

~注目:M&Aマッチングサービス~

現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。

[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ

スポンサーリンク


※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2023年8月12日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

ブログ

Posted by jun