コロナで「5類」とか「マスク外せ」と言い出す人に富裕層が多い理由
みなさんどうも富裕層。億の資産を目指す@xi10jun1です。
コロナを機におかしくなってしまった人をあちこち観測していますが、マスク外せと声高に叫ぶタイプは富裕層に多く見られます。
なぜこうなってしまうのか。
「5類」とか「マスク外せ」と言い出すのは叩き上げ系の富裕層
ネット上で「5類」とか「マスク外せ」と叫ぶ富裕層を見ていると、元からお金持ちというより叩き上げ系が目立ちます(ちなみに元からお金持ちな富裕層は逆に陰謀論にハマることがある)。
例えば創業経営者とか、フリーで何十年も生きてきたような人とか。ただの主義主張ならともかく、医療従事者への攻撃や誤りを指摘した相手をSNSでブロックするなど、攻撃的な態度でもって応対する人がいます。
こうした叩き上げタイプはどういう人かというと、自己責任論が大好きで、人生は努力で変えられると本気で思ってて、実際にそうやって生きてきた結果と自負がある人です。
パッと見はそんな変な考えに至らなそうに見えます。社会的な成功者ですし、変な考えがあったらそもそも富裕層になれませんし。
しかし、だからこそ陥ったとも言えます。
マスクは努力不足の象徴
結論から書くと、彼らにとっての今のマスクは、元の社会にいつまでも戻らない、戻ろうとしない努力不足な烏合の衆の象徴なんです。
そしてマスクをつける行為は、自らが努力不足だと断じる彼らに迎合するように思えて我慢ならない。『私が私の努力で元の生活を勝ち取らせろ』。これがマスクをつけている一般人をはじめとする、医療従事者や政府への攻撃的な態度となって表れているんです。
それが証拠に、例えば彼らはマスクを外す行為についてこんな言い方をします。
「これが正常な社会」
「笑顔で接客がいい」
「顔が見えるほうがいい」
そんなこと本気で思ってません。ただ自らの主義主張を隠したいだけの、言葉のマスクそのもの。
本気でそう思うならマスクをつける相手への想像力、例えば本筋たるコロナを移したくない、別の風邪やアレルギーなどで相手に不快な思いをさせたくないといった『マスク本来の機能』への理解も同時にあって然るべきですからね。
でも彼らにそれはない。
自らの方程式である
マスクを外すこと=元の社会に戻った証=努力したポジティブな結果
を自分が見て『努力は報われる』と気持ち良くなりたいだけです。
しかし今なおマスクをする人々の存在そのものが、この美しい方程式を壊してくる奴もとい自分を否定する敵のように見えてしまう。だから医療従事者や専門家へ攻撃(この人たちからすれば反撃)に至ってしまうのです。
ちなみに最も悪質だと思うのが、これを接客業でやる経営者。お客様の命と健康より、自らの主義主張を体現するほうに舵を切ってしまっている。笑顔は大事だけど、それがサービスの全てなんですか?
元の社会はどうだったか?
コロナ前のマスクがどういう位置付けだったか知ってますか?
医療従事者や貴金属を扱う人がしていたり、花粉予防や風邪を相手に移さないためにしたり、巷の女子が『化粧ノリが悪くて今日あまり他人に見られたくない(ていうかそもそもそんなジロジロ見られたくない)』からつけてたりしてたんですよ。
これが元の社会の、本来のマスクの在り方です。必要に応じてつければいいだけの、誰にも咎められない自由なマスクの使い方です。
で、今のあなた方がやっているのは、元の社会のマスクに対する態度でしたか?もう一度当時を思い出してください。「なんでマスクなんかつけてるんだ?」なんて、他人に向かって難癖つけるのが正常な社会だったんですか?
まとめ:マスクをこじらせた叩き上げ富裕層という貧困
こういうタイプの人間は、自分の力で人生を切り開いてきたと勘違いする傾向があります。
いうなれば自分の親、友人、気にかけてくれた知人、環境。こういった要素への感謝の気持ちを忘れているんです。
忘れているから他人を自らの物差しで計って、平気で罵詈雑言を言うんですよ。ましてコロナ禍で命を顧みず治療にあたってくれた医療従事者を誹謗中傷するなど言語道断。
マスクをこじらせた叩き上げ富裕層の心の貧困、もっと社会問題として取り上げられるべきです。
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