ロシアのウクライナ侵攻が金融危機に繋がるか?
みなさんどうもウクライナ。まさか21世紀にこんなガチの侵略戦争が起こるとは思わなかった@xi10jun1です。
とうとうウクライナに侵攻してしまったロシアですが、どうも悪材料出尽くしにはならない可能性が出てきました。
もしかしたら金融危機まで発展するかも。
ロシアのSWIFT除外
国際決済ネットワークの国際銀行間通信協会、通称SWIFTと呼ばれる枠組みがありまして、そこからロシアが除外される可能性が取り沙汰されています。
細かい説明は省きますが、要は国際的な金融取引からロシアを外すってことです。
こうなるとロシア国内の企業との取引や金銭のやり取りができなくなり、制裁として経済的なダメージを与えることになります。
日経新聞によると実際に除外された国があるそうで。
SWIFTから締め出されたイランの国内総生産(GDP)は12年にマイナス7.4%、18年もマイナス6%といずれも前年のプラス成長から暗転した。18年は通貨リアルが6分の1に下落し、原油を中心とした輸出も3分の1に落ち込んだ。
実際にどの程度の影響がロシアに及ぶか不明ですが、少なくともマイナスに作用することは確かでしょう。
ロシア初の金融危機の可能性
そうなると怖いのが金融危機です。
世界の名目GDPランキング(2021年)では11位に位置するロシアで国内総生産が減少する経済制裁となると、当然ロシアと取引のある世界の全ての企業に影響が出ます。
とりわけ地続きになっている欧州も打撃を受けるでしょうし、実はEUにもダメージが残る話なんです。
それほどの覚悟を持って制裁に踏み切れるのか。仮に制裁に踏み切ったとしてダメージがどのくらいか。全く持って未知数です。
まとめ:戦争は買いにならない可能性
だだでさえインフレで厳しい状態なのに、これ以上のリスクが乗っかってくると戦争は買いにならない可能性が出てきます。
当事国の経済危機だけではなく取引国の経済や金融にまで波及するとなると、そうしたリスクが表面化するようなニュースが出てきてまた売りになる。
ありうるなぁ・・・。
~注目:M&Aマッチングサービス~
現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
→[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ
スポンサーリンク
当ブログのスポンサー