ロシアの動向次第で為替と日経平均はどう動くか。クリミア侵攻と比較する。
みなさんどうもウクライナ。ロシアのウクライナ侵攻の可能性が高いと思う@xi10jun1です。
ロシアとウクライナの情勢が不安定になっていまして、為替市場や株式市場に逆風になってきています。
両国と言えば直近、2014年2月のクリミア侵攻が記憶に新しいので比較して見ていきます。
クリミア侵攻時の為替市場と株式市場
前回、ウクライナ南部にあるクリミアをロシアが占領したのが2014年2月下旬ごろです。
まず当時の株と為替の値動きを見ていきます。
株式市場ですが、当時はアベノミクス相場が始まって1年程度ということもあり、金融緩和よろしく上昇相場でした。
2014年1月から株価が下落したのは、前年まで上げていた分の調整のほか、アメリカで緩和縮小の継続が決定されたことによる決済売りが断続的に起きたことが原因です。
当時はそこまでロシアのクリミア侵攻の可能性等についてが大きく話題になっていなかったはずですが、2月下旬に実際に起こっても、相場ではそれほど大きな調整局面にはなっていない様子です。
為替市場も同様で、むしろ実際に事が起きた直後にドル高円安になっているところもあります。
そしてしばらくすると市場は落ち着きを取り戻し、通常のな動きに戻っている状態ですね。
前回と違うのはNATOが関わっている点
前回と違うのは、国同士の直接の争いではなく、NATOすなわちヨーロッパと北米を合わせた30カ国対ロシアの構図になっている点です。
実質的に欧米とロシアの直接の対立ということで、かつての冷戦に近い状態になっています。
なによりロシアには前述のクリミア侵攻の前例があるわけですので、実際に有事となる可能性は否定できません。一方でロシア側からしても、NATOという巨大な勢力を相手にする前例はないわけで、この緊張がどこに帰結するのかは不透明なのです。
ただヨーロッパ諸国からしてみると、ロシアからエネルギー供給を受けている国だと下手に批判ができない、といった難しい情勢でもありますね。
まとめ:ロシアの動向を甘く見ない
いずれにせよ、ロシアは『やると言ったらやる』国であります。
そにれ当時と情勢や構図も違いますので、この通りの値動きになるとは限りません。
甘く見ずに、そしてこの手のニュースが出たときに飛ばし記事やフェイクニュースに反応しないようにしたいですね。
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