そもそも若者の声を無視してきた政治が選挙の時ばかり声を届けようって虫が良すぎない?
みなさんどうも衆院選。期日前投票が当たり前になった@xi10jun1です。
衆院選がいよいよ大詰めになっていますが、選挙のたびに話題になるのが若者の投票率。
あちこちで呼びかけが行われていますが、まず大事なことが忘れられています。
政治も若者も互いの声を無視しているコミュニケーション不足
就職難に喘いだ氷河期世代、その後の非正規雇用増加による派遣村問題、保育園に入れない待機児童問題などなど。
シルバーデモクラシーと呼ばれるくらい、現役世代はほったらかしの政治が続きました。若者向けの政策が0ではないにせよ、より多くの国民に実感のある政治といえば民主党時代の悪夢のような経済状況くらいでしょうか。
そんなんが続いてたら、そりゃ政治に無関心にもなろうて。声が届かないんだもの。
ちなみにどれくらい声が届かないかというと、実は国政選挙において20代全員の人口と60代の投票者数が100万人程度の差しかなんですよ。
20代の人口がおよそ1,262万人。
60代の人口約1,524万人で、うち前回平成29年10月に行われた第48回衆議院議員総選挙の60歳代の投票率が72.04%ですから、投票者数は約1,097万人になります。
人口参照:総務省統計局 令和3年10月報(令和3年5月平成27年国勢調査を基準とする推計値,令和3年10月概算値)(PDF:302KB)
投票率参照:総務省|国政選挙の年代別投票率の推移について
これすごくないですか?20代の9割が投票しないと、60歳代の投票率に負けちゃうんですよ。
ちなみに上記総務省のページによると、20代の投票率は33.85%。投票者数は実に約427万人の計算になりますが、これでどうやってシルバーデモクラシーに勝てと?
ただでさえ低い投票率でどう頑張っても若者の意見が通らないのに、この『世代による1票の格差』が全然話題にならないのヤバすぎませんか?
この無力感の中でどうして投票率が上がることがあろうか?そのくせ選挙のときばかり『若者も投票を』なんて図々しいというか虫がいいというか、都合が良すぎませんか?ってことなんですよ。
まとめ:政治がまず先に与えよ
若者の投票率を上げたいなら、まず政治が先に応えなければなりません。
『どうせ変わらない』と思うのは『変わった!』という実感がないからで、じゃあそういう政策を実現してやればいいのです。投票や立候補、批判の声を上げることはできても、国民個人が政策を実現はできないんですから。
政治がまず先に与えるべきです。
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