『売ろうとしている本』ばかりの書店にうんざり。良い本を見つける喜びがない。
みなさんどうも本の虫。最近の書店にうんざりしている@xi10jun1です。
よく書店に寄って本を探すんですけど、最近本当にうんざりしています。
もう売ろうとしている本ばっかりで・・・。
良い本を見つける喜びがない
とにかく『本を売ろうとしている感』にがっがりしています。
- 『有名人が推奨!』本
- 『数字を入れれば信ぴょう性が増すでしょ?』本
- 『世間一般と逆のこと言えば注目集められるでしょ?』本
- 『○○の9割は××』みたいな9割本
- 『○○したいなら××するな』みたいな断定本
いい加減にしてほしい。
はっきり言って、上のような書籍は以下の理由から読みません。
- 『有名人が推奨!』本:有名人がいなければ売れない、有名人ってだけで売ろうとしている中身のない本なのでは?
- 『数字を入れれば信ぴょう性が増すでしょ?』本:数字は嘘をつかないが嘘つきは数字を使うから信用できない
- 『世間一般と逆のこと言えば注目集められるでしょ?』本:単なる目立ちたがりで中身がないと自己紹介しているようなもの
- 『○○の9割は××』みたいな9割本:エビデンスを示しなさい
- 『○○したいなら××するな』みたいな断定本:バイアスの盛り合わせだったり著者のポジショントークが多く役に立たない
細かいことを言えばキリがないけれど、このような『最も効果的に売れるであろうマーケティングに則って作りました』的なタイトルや帯、本当に嫌になる。
中身で勝負してほしい
いや、分かるんですよ。
中身でだけで売れないのは。
『良いものだからといって売れるとは限らない』わけですし、そもそも本は最初の接点が物理的に表紙から始まるもの。外側から読者とのコミュニケーションが始まる商品ですから。
だけど、ちょっと外側に寄り過ぎてませんか?
バランスってもんがあるじゃないですか、何事も。外側の体裁を売れるようにしないと売れないんだろうけど、拠って立つ礎たる書籍としての中身があってこそでしょう。
中身で売れるとは限らなくても、中身で売ることを忘れたらアカンですよ。
まとめ:良い本との巡り会いを忘れないで
文句ばかりでは仕方ないので、最近出会った良い本の例を上げましょう。
広告コピーにまつわる書籍ですが、広告の専門家にインタビューしつつ、彼らから出されたお題に筆者が回答し添削されるコンセプトが面白い本となっています。
こういうのが読みたいんですよ。読んで血肉になって、且つ面白い。タイトルはやや奇抜ですが、マーケティングに則り過ぎていないので好感度があります。
こんな良い本との出会いを、本の業界や出版業界はもっと提供して欲しいです。
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