『イラッとされないビジネスメール 正解 不正解』レビュー!就活生や新入社員にオススメ!

2017年6月15日ライフハック,就活

みなさんどうもビジネスメール!最近ブログからお問い合わせをよくいただく@xi10jun1です。

前回、染谷昌利さんのオンラインサロン『ギガ盛りブログ飯』を経由して、日本実業出版社様の『最新《業界の常識》よくわかる旅行業界』を献本していただき、ガッツリ読み漁りました。

今回は少し趣向を変えまして、サンクチュアリ出版様の『イラッとされないビジネスメール 正解 不正解』という本を献本していただきましたので、こちらをレビューしていきたいと思います。

『イラッとされないビジネスメール 正解 不正解』概要

  • 著者:平野友朗(ひらのともあき)さん
  • 出版社: サンクチュアリ出版
  • 出版日:2017年5月26日

著者:平野友朗(ひらのともあき)さんについて

著者である平野友朗(ひらのともあき)さんは、株式会社アイ・コミュニケーション代表取締役の他、一般社団法人日本ビジネスメール協会代表理事を務めておられる方で、まさにメールの第一人者なんですね。

全体レビュー:気づかされる

まず全体的なレビューとしては、いたるところでメールの良し悪しが比較されているため、読んでいるうちに『あ、これダメなんだ・・・』と気づかせてくれる、非常にありがたい書籍です。

僕も自己流になってきたところがあり、『本当にこの文言でいいのかな?』と迷っているうちに時間が過ぎてしまうことがありました。メールに時間を取られてはいけませんから、サクッと正確に送りたいですよね。

また本書では、実際のシチュエーションを想定した、様々なパターンのメールの事例が明記されています。そしてその都度、悪いメールの例が先に紹介され、“どこの何がどういう理由でダメなのか"がピンポイントで解説されていて非常に勉強になりました。

一般的なビジネスメールの本に比べ、“何が相手をイラッとさせてしまうのか"に重点が置かれているので、自分のこれまでのメールの送り方と比較しながら読むと効果的ですね。

良い点1:"そのまま使えるシーン別文例集"が便利!

本書の最後に"そのまま使えるシーン別文例集"という、総括のようなページがあります。

そこでは実際のシチュエーションに合わせたメールの書き方が、ポイントと共に明記されています。

コピペって言うと変ですけど、迷ったらシーン別文例集を開いて、似たようなシチュエーションを探せばいいですね。『あ、こう書けばいいのね』とパッと分かりますので、教科書的な使い方もできます。

良い点2:メールの本でありながらメールを押し付けていない

メールの書籍でありながら、よくよく読んでみるとこんな記述がありました。

メール一辺倒になったり、電話ばかりになったりは好ましいとはいえません。どんなことを、どんなタイミングで伝えたいかによって、最適な手段が異なってきます。

引用元:『イラッとされないビジネスメール 正解 不正解』より

最近はスマホが普及したこともあって、LINEやFacebookのMessengerといった、メッセージ系のアプリを使って連絡を取ることも珍しくありません。

本書では常に"相手目線"が重視されていますので、相手に合わせた方法で連絡を取るべきというスタンスは僕も大賛成です!

残念な点1:少し丁寧過ぎる気も。スピードも大事。

シチュエーションによっては、多少文章の丁寧さを無視してでも、スピード感を持ってメールを送らなければいけない状況もあります。

例えば謝罪やなんらかの遅延、あるいはミスの報告については早急な連絡が欲しいもの。格別のご高配を賜っている場合ではありません。

確かに丁寧な文章が望ましいですが、メールでスピーディーに伝える書き方ついては、もう少し言及があれば嬉しかったかなと。

残念な点2:チャットに関する記述も欲しかった

昨今はお客様からのお問い合わせに、チャットを導入する企業も増えてきました。

世の中のトレンドとして、

  • 「リアルタイムでオペレーターや担当の人にコンタクトを取りたい」
  • 「けど電話は嫌だ。ダイアル入力とか面倒。」

という流れがあることが一因です。

どちらかというと、ビジネスメールが主題の書籍なので、一般のお客様向けのメールに関する記述は少なめです。

ただ、チャットはこれから伸びてくるスタイルです。これまでのメールの作法を踏襲しつつ、“チャットでイラッとされない技術"なんかもあると良かったなと感じました。

まとめ:就活生や新入社員にオススメのビジネスメール本

“イラッとされない"という相手目線に特化した、メールについて一から解説してくれる本。なかなかお目にかかれないと思います。

また全体的に丁寧な解説がなされており、且つメッセージアプリなど最近のトレンドも押さえているので、現代のビジネスマン向きの本ですね。

なので、就活中の就活生やこれから社会人になる新卒の方、もちろん僕のようにビジネスメールについて学び直したい方にもオススメです。

特に就活生の皆さん!

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2017年6月15日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

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