オシャレな服はもうそんなにいらない。身の丈に合った最低限オシャレな服でいい。
みなさんどうもアパレル!服は中古かしまむらで買う系男子の@xi10jun1です。
今はアパレル不況だそうで、有名ブランドを取り扱っている企業の売り上げが激減なんだとか。
僕はファッションには疎いけれども、肌感覚で少し書きたい。
本当にアパレルは不況なの?
日経新聞のサイトにこんな記事があった。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ13HMX_T10C17A1000000/
アパレル業界が不況なのは知っている。僕もそんなに服は買わないし。
この記事にあるように、服が売れない理由はたくさんあるんだろうけど、一方で服が売れている企業もある。
例えばファーストリテイリング。※IFRS基準
2014/8※数値は全て百万円
売上高:1,382,935
営業利益:130,402
経常利益:135,470(税引前利益)
当期利益:74,546
2015/8※数値は全て百万円
売上高:1,681,781
営業利益:164,463
経常利益:180,676(税引前利益)
当期利益:110,027
2016/8※数値は全て百万円
売上高:1,786,473
営業利益:127,292
経常利益:90,237(税引前利益)
当期利益:48,052
2017/8(予)※数値は全て百万円
売上高:1,850,000
営業利益:175,000
経常利益:175,000(税引前利益)
当期利益:100,000
例えばしまむら。
2014/2※数値は全て百万円
売上高:502,901
営業利益:41,868
経常利益:44,016(税引前利益)
当期利益:26,583
2015/2※数値は全て百万円
売上高:512,828
営業利益:36,823
経常利益:38,601(税引前利益)
当期利益:23,288
2016/2※数値は全て百万円
売上高:547,022
営業利益:39,913
経常利益:40,709(税引前利益)
当期利益:24,747
2017/2(予)※数値は全て百万円
売上高:574,200
営業利益:46,200
経常利益:46,880(税引前利益)
当期利益:30,600
ご覧の通り、いわゆるアパレル業界の上位の企業では売上高は毎年増えている。利益は減っているところもあるけど。
日経のあの記事は、「服が売れなくなっているのは、恋愛・モテ・オシャレをしない若者がいるのも一因」で締めくくられているけど、正直、違和感がある。その書き方は女性誌ならまだいいけど、日経新聞のサイトでは飛躍し過ぎかな。
リーズナブル・実用性70でオシャレが30くらいの服が欲しい
今の若者がどういう服が欲しいかなんて分からないけど、僕は「オシャレが90~100くらいある服よりも、身の丈に合った服」をよく好むかな。身の丈に合った服っていうと、リーズナブル・実用性70でオシャレが30くらいの服。オシャレは20くらいでもいい。
オシャレが20~30くらいってのは、街を歩いても恥ずかしくない最低限のオシャレができるレベル。まるっきりオシャレがないのもダサすぎて困るけど、日経の記事で言及されている「恋愛・モテ・オシャレなファッション」も正直きつい。
金銭的にも、ビジュアル的にも、着るのも着こなすのも、オシャレが90~100の服にはまったく魅力を感じないんです。なんかそういう服って疲れるんです。服を着ているのか、服に着られているのか分からなくなる。
そこへいくと、しまむらなんかはちょうどいいわけですよ。値段はもちろん、オシャレが30くらいの服が多くて着やすいし。ファーストリテイリングだってアダストリアだって、しまむらよりは単価が高いけど、それでもだいたい3,000円~10,000円くらいの手ごろな服が買える。
もともと服にそんなに興味は無いし、興味のないことで悩む時間も、お金ももったいないし。
まとめ:最低限オシャレな服でいい
服で儲かっている企業はあるから、不況なのは"オシャレ特化型アパレル"なんですよ。今はもう、オシャレにお金を使わない、というより最低限のオシャレがあれば事足りる時代になったんじゃないかな。
「オシャレは我慢」なんて言葉があるけど、我慢して得られるのは自己満足だけ。流行を追えばキリがないし、金銭的にも余裕はないからね。だったら「オシャレは最低限」でいいかなって。
そして、日経の記事の最後にこんな一文がある。
アパレル不況にブレーキをかけるカギは「絶食系」を攻略するしかないのかもしれない。
絶食系を攻略しようとするなら、オシャレをかなりそぎ落とさないと難しいんじゃない?でもそれをやるとブランド価値が下がるし、コストパフォーマンス悪いと思うけどなぁ。
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