[警告]インスタグラムの若者たちに届け!オプザイルの雰囲気商法がおんどれらを狙っとるぞ!

2016年12月21日防犯

皆さんどうもインスタグラム!最近になってようやくアカウントを作った@xi10jun1です。

「オプザイル?何それカッコイイの?」

知らないのも無理はありませんが、若者たちのお金が狙われているということだけは確かです。

この記事は結構長いですが、大事なお金を守るためにも読みこんでいただけると幸いです。できれば友人知人に拡散してほしい。下にシェアボタンもあるから。

※そしてあえて厳しく書きますが、このブログ記事の文量ですら満足に読み込めないような人は、株や金融商品に投資するのはやめたほうがいいです。その理由は最後まで読めばわかります。

オプザイルって?

まず最初に尋ねますが、ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどで投資を勧誘されたことはありませんか?もしくは、バイナリーオプションという単語を聞いたことはありませんか?

そのバイナリーオプションを使った投資を勧誘する集団、それがオプザイルです。オプザイルってのは彼らが名乗っているわけではなくて、ツイッターで生まれた呼称です。

彼らについて話す前に、まずはバイナリーオプションについて触れておきます。なるべく分かりやすく説明しますので、若干長いですがご容赦ください。

バイナリーオプションって?

簡単に言うと、金融商品の1つです。

まず次の画像を見てください。

画像左側が、外国為替。

日本の円やアメリカのドルなど、異なる通貨を同じ価値で交換することを指す言葉で、これを利用した取引を一般的にはFX(外国為替証拠金取引)と呼んでいます。

ニュースでよく聞く「1ドル100円20銭から30銭」というのは、"今1ドルが100円20銭から100円30銭の価値として交換されていますよ"って意味です。

で、この為替の値動きを利用した仕組みが、画像右側のバイナリーオプション(binary=二進法、option=権利,派生商品などの意味)という金融商品。

“為替の今の値段が上がるか下がるかを予想し、当たれば手数料を差し引いた分が利益に、外れれば入金分だけ損失になる"というもの。つまり画像のように、現在の1ドル101円が数分後に101円以上に上がりますか?それとも101円以下に下がりますか?というのを選ぶだけ。

binary=二進法って書きましたが、もう少し分かりやすく翻訳するなら「二者択一式投資」、ゲームで言うところのハイアンドローです。

バイナリーオプションの落とし穴

バイナリーオプションそのものは商品としての存在は認められていますが、とてもギャンブル性が強い、いやもうギャンブルだと思った方がいい仕組みです。

仮に資産10,000円でバイナリーオプションを行うとし、1回の投資金額は1,000円で、当たれば倍、負ければ0の取引を10回行うとします。

すると次のようになります。

ご覧の通り、実際に資産を増やそうと思ったら、10回中5回勝ちでは収支0円で意味がありません。10回中6回以上勝たないといけないわけです。

そしてその確率は37.697%ありますが、これ高いですか?低いですか?って話ですね。

続いて1回の投資金額は1,000円のまま、当たれば倍から取引手数料25%(250円)を引いた残りが利益として得られ、負ければ0円の取引を10回行うとします。

これは実際のバイナリーオプションの取引に近い状況です。

10回中5回勝ちだと、今度は手数料負けしてしまいます。

もっと厳密に言えば利益には税金もかかりますから、実際は10回のうち7回以上は勝たないと資産が満足に増えないのです。その確率に至っては17.189%となります。

そしてなにより、この1,000円だけの入金でいつまでも取引できますか?って話です。人間誰でも欲が出るものですから、「負けたから取り返すために今度は3000円投資で!」などとお金を積んでいったり、ギャンブルのように取引を繰り返したりする人が必ず出てきます。

これらがバイナリーオプションの落とし穴となります。

オプザイルたちはバイナリーオプションを使って何をしているのか?

バイナリーオプションのことが分かったところで、次に、オプザイルのようなバイナリーオプションを勧誘している人たちは、具体的に何をしているのか?について書いていきます。

結論から先に言うと、バイナリーオプションの情報やツールの販売、あるいは取引の指南(コンサルティング)によって利益を得ている人たちです。この辺にいろいろ法的な問題があるのですが、長いので割愛します。

とりあえず、バイナリーオプション単体では勝てていません。

で、彼らのやり口はこうです。

  1. SNSで優雅な生活をアピール(雰囲気商法)
  2. 興味を持った人たちに投資を勧誘する
  3. 実際に会って、ツールのアフィリエイトや情報商材の販売、コンサルティングをして利益を得る
  4. 1~3を繰り返し

かなり簡単に書きましたが、おおよそこのような形です。

少し紐解いてみましょう。

1.SNSでの優雅な生活感アピール(雰囲気商法)

ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどを使い、自身が投資で儲けているかのように装うのが彼らの特徴です。

投稿される画像には、以下のような特徴があります。

  • 取引画面(儲かっているように見せるため、PC右クリックで使える要素の検証または要素の調査などで画面上の数値を改ざんしている可能性が高い)
  • 高級ホテルや旅館、高級レストランの内装など
  • 単価の高い食べ物(焼肉、寿司)など
  • 現金の束

主にこの4つで画像投稿が埋まっています。

例えば。

こういう焼肉の写真とともに「新しいビジネスを始めるために○○さんと食事!やっぱり稼いでいる人は違う。いろいろ刺激をもらってます!」的な投稿をしているわけです。

そしてなにより特徴的なのが、春巻きの皮より薄っぺらい言葉の数々です。

  • お金を稼いで自由な時間を得よう!
  • 行動すれば結果に繋がるのに、なぜみんなやらない?
  • 現状維持は後退!どんどんチャレンジ!

俗に言う「意識高い系」の羅列ですね。

これらの投稿の目的は、自分たちが投資で稼いでいる証拠(嘘)を世に示すのと同時に、バイナリーオプションのリスク性を覆い隠す狙いがあります。

バイナリーオプションで破産してたら若者たちを集められませんし、ただウェイウェイしてるだけなら信頼されません。なので取引画面を載せたり、意識高い系のテキスト投稿で中和しているわけです。

先日NHKで放送された番組では、これらを雰囲気商法と呼んでいました。

2.興味を持った人たちに投資を勧誘する

彼らのアカウントを見ていると、LINEのIDやブログのURLが書かれていることがあります。

例えばこのように。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2016年12月21日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

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Posted by jun