石破氏総裁で株価はどうなる?金融所得課税と法人税増税で3万円割れもあるか。
みなさんどうも総裁選。石破氏の総裁戦勝利を見抜けなかった@xi10jun1です。
個人的には高市氏かなと思っていたんですが、石破氏の持つ地方票を読めませんでした。
さて、総裁となった石破氏ですが、株価にはどんな影響があるのか。
金融所得課税と法人税増税で初動は不安感
総裁戦で決まった瞬間、先物と為替が一気にドカ下げになってしまいましたな。
日中に39,800円まで上がった日経平均が、今日の先物の状態で-2,400円。これは月曜日で阿鼻叫喚といったところでしょうか。
事実で売りもあるにしたって、総裁が決まった直後に市場でサーキットブレーカーが発動するほどの下げってことは、マーケットからはあまり歓迎されていない様子が伺えます。
おそらく市場全体は高市氏優勢と見ていたんでしょう。政策的にも市場にとっては有利でしたし、それを見越した買いがここ1週間続いてましたからね。
で、石破氏に決定してこれほどの下げになるのは、単に事実で売られただけじゃなく、政策で判断されたところも大きいはず。過去の発言で金融所得課税と法人税の増税について言及していたので、業績悪化懸念で売りが出たのでしょう。
また財政についても比較的緊縮派と目されるため、積極財政派の高市氏を想定していた市場は期待剥落となった面もあるはず。円安の向きではないので、急に3円も円高に振れるほどインパクトがあったのでしょうね。
いずれにしても、現時点では石破氏に対する市場の評価はあまり高くありません。防衛は過去の大臣職の経験があるものの、経済や金融に関しては正直未知数なところがあります。
緊縮派とされるのも、自民党内と財務省の関係性をよく知っているからこそかなと。
まとめ:日経平均3万円割れに警戒しつつ、組閣まで様子見が吉
次の総裁もとい首相が石破氏になったからといって、急いでポジションを変えるのは早計というもの。
まだ組閣が残っているので、内閣にどういった人材を配置するのか。それによっては市場の評価も変わるでしょう。
特に財務大臣を誰にするのか。これが緊縮派だと株安要因になりそうですが、果たして?
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