『最新《業界の常識》よくわかる医薬品業界』レビュー!薬剤師や製薬会社を目指す方、バイオベンチャー投資家におすすめ!


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『最新《業界の常識》よくわかる医薬品業界』サムネ画像

みなさんどうも医薬品!バイオベンチャーに投資してる@xi10jun1です。

前回染谷昌利さんのオンラインサロン『ギガ盛りブログ飯』を経由して、日本実業出版社様の『No.1ストラテジストが教える 日本株を動かす外国人投資家の儲け方と発想法』を献本していただきました。

今回は同じ日本実業出版社様より、『最新《業界の常識》よくわかる医薬品業界』を献本していただきましたので、レビューしていきます。

『最新《業界の常識》よくわかる医薬品業界』概要

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  • 著者:長尾剛司(ながおつよし)さん
  • 出版社:日本実業出版社
  • 初版出版日:2009年11月27日(最新3版:2018年6月21日)

長尾剛司さんは、日本アイ・ビー・エム株式会社グローバル・ビジネス・サービス、ヘルスケア&ライフサイエンスに所属されています。薬剤師であり、北里大学薬友会の理事も勤められています。

詳しいプロフィールは、沢井製薬の運営するメディア「SCIENCE SHIFT」に掲載されています。長尾さんの記事も多数ありますので、こちらも合わせてご覧ください。

長尾 剛司|SCIENCE SHIFT

書籍全体レビュー:業界を幅広い観点から俯瞰できる1冊

この『よくわかる』シリーズは業界の隅々まで網羅してくれるのですが、今回もまさにその通りでした。

医薬品と聞くと、ドラッグストアとか、病院行った後に薬局で薬をもらうくらいしか想像が及びません。

ですがその裏には、薬を製造する人、研究する人、提案する人、調剤する人、学ぶ人、売る人、買う人がいて、彼らの存在が自らの命に直結していることを改めて認識させられました。

同時に、一般的な業界とは異なる商習慣や法律、専門用語の難易度が高いです。僕のような一般のエンドユーザーだと、巻末の索引を使って調べながら読み進めないと、理解を深めるのは難しいです。

医薬品業界の変化・未来の話が豊富

本書の最も有用なところは、業界構造の変化についても細かく記載されている点です。

例えば薬機法(正式名称:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)の改正で、医薬品もインターネットによる販売が可能になりましたが、まだ処方箋は対面販売になっています。

このあたりの理由や今後の見通しについて、専門家の詳しい情報が知りたかったんですよ。

延期しましたが健康系のサイトを作る予定もありましたし、医療系サービスを展開する企業への投資も検討していたので、業界の変化・未来の話を知りたい方にオススメです。

バイオベンチャーについての記述がもう少し欲しい

実は僕が今回この本を読みたかった一番の理由は、バイオベンチャーについての情報が欲しかったからなんです。それ系の株持ってるので。

本書にはバイオベンチャーに関する基礎的な情報、それこそ創薬までに時間がかかる点、研究開発費、フェーズ、創薬と育薬についての詳しい記載もあります。

が、バイオベンチャーの業態やビジネスモデルについての記載は、もっと踏み込んだ情報が欲しかったです。創薬にかかる研究開発費は具体的にどのようなものに使われているのか、とか。

元々医薬品についての本ですからお門違いなのは百も承知なわけですが、あれば嬉しかったですね・・・。

まとめ:薬剤師や製薬会社を目指す方、バイオベンチャー投資家は必読!

これから薬剤師や製薬会社を目指す方なら、読みこなしておきたい1冊でしょう。

正直僕みたいな一般ユーザーには内容が難しいので、読み物としてはおすすめしません。実用書や勉強のために使うべきです。

ただ、バイオベンチャー企業に投資している、あるいは株式の保有を検討していて『医薬品や創薬系の詳しい本が欲しい』という方にはおすすめです。

ちょっと読むのは大変ですが、創薬までに時間がかかる構造的なところや研究にかかるフェーズの話は、他に詳しい本がありませんからね。

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Posted by jun

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