ジャクソンホールを通過し米金利の利下げ確度高まる。
みなさんどうもジャクソンホール。注目のイベントを見守っていた@xi10jun1です。
ジャクソンホールでのパウエル氏の発言が注目されていましたが、米経済ならびに米金利に対するアナウンスで大きいのが出ましたな。
これでまた市場の様相が変わりそうですが、日本株への影響はどうなるでしょうか?
米金利の利下げ強まる
ざっくりと要点だけ書くと、パウエル氏の発言は次の通りです。
- 金融政策は調整の時期が到来
- 労働市場の悪化を避けたい
- インフレ2%の確信
ということで、ハト派的な発言が出たことで9月利下げの期待が一気に高まった形です。
ドル円も一気に円高に動くなど、利下げにともなう円売りドル買いの流れが逆転することになりそうです。
昨年のジャクソンホールでも利下げへの期待があったんですが、パウエル氏の発言で一蹴され剥落のドカ売りになっていました。
その後もFOMCの度に利下げ期待で上げて、パウエル氏の発言で下げてを繰り返してきたので、ようやくといった感じですかね。
まだ利下げは決定はしていませんが。
日本株への影響
これがどう日本株に影響するかが問題。
これまでの円安ドル高とそれを背景にした輸出関連株のドカ買いが確実に終了するわけなので、先日の記録的な下げから戻した株価が再び下落する可能性は高いでしょう。
円安を背景にやたら買われてましたからね。
ただ米株が利下げによって買われる展開になって、それにつれ高になる可能性もある。
この2つの要素がバッティングするので、見極めが難しいんですよ。
そもそも利下げをするということは、景気が冷え込む兆候があるということ。インフレの減退でしょうけど、先日まで米経済の悪化懸念があっただけにここも油断できない要素かと。
まとめ:見極めが難しい相場
なので株価がどっちに動くか分かりにくいのが正直なところ。
下げ要因も下げ要因もあって、市場がどちらに重きを置いているのかまずは様子見かな。
あとはジャクソンホールを通過したことで、安心感から買われるかもしれないし。
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