ソーシャルコマースサイト「FANCY」が日本で流行っていない理由

どうも!FANCYをこよなく愛する@xi10jun1です。

もう毎日見てるんですよ、この海外発のECサイト「FANCY」。まったく飽きないので、楽天とかアマゾンレベルで使っていきたいです。

でも日本ではあまり有名ではないばかりか、ツイッターの日本版公式アカウント(@fancyjp)すら、運用休止状態になっているのです・・・。どうしてFANCYが日本で広まらないのか、今回はその理由について考察していきます。

英語ライクなサイトデザイン:日本人相手には不親切かも

サイトそのものは、ある程度日本語化はされています。

FANCY登録使い方買い物方法画像12

しかし、随所に英語ライクな部分が。

FANCYbitcoin購入画像5

こちらはビットコインで購入したときの決済画面です。

ご覧の通り、9割英語なんですよね。

一応画面右側のサイドバーの部分に、「Estimated in Japanese yen」と表した日本円のお値段が表示されています。しかし、日本人相手のUX(User Experience:ユーザーエクスペリエンス)、つまり顧客体験がこれだと、不安になっちゃうんじゃないかなぁと思うのです。

カスタマーサポートへの質問は英語のみ

これは以前記事にしました。

海外ECサイトのヘルプセンター(お問い合わせ)に英語で質問!投資家は英語も使えないとね。

アマゾンとか楽天のノリで日本語で質問したら、「文字化けして読めないですよ」って、普通に英語で返ってきちゃいまして・・・。これだと「英語だけ?だったらいいや。」からの「このサイト英語力必要だから、もういいかな」になりかねません。特に日本人は。

それに適切にユーザーの声を拾えないのは、運営側にとってもマイナスでしょう。サイトのUXに反映できませんから。

日本の法人もあるみたいですが、日本人スタッフへの質問とかもできたのかな?

SNSサイトへの住所・クレカの登録が好かれない

コマースと言っても、ツイッターやフェイスブックのような全世界的なSNSサイトです。クレジットカードや住所の登録となると、プライバシーやセキュリティ面でハードルが高いのかもしれません。

個人情報に対する意識に関しては、富士山より高いのが日本人ですから。

決済が不便

お金イメージ画像5

あとは、決済手段ですね。よくよく考えれば、不便かもしれません。

決済手段はクレジットカード(VISA、MasterCard、American Express)の他、ビットコイン、Apple Pay、Google Walletを介したお支払いが可能です。

せっかくのSNSですから、ヘビーユーザーたる10代の若者の立場に立って考えてみましょう。

まずApple PayとGoogle Walletですが、日本では現在サービスが行われていないので使えません。さらにクレジットカードは、18歳未満が作成するときは親権者の同意が必要な場合があります。ハードル高い・・・。

残る決済手段としては、ビットコインしかなくなります。が、これも持っている人はそんなにいませんよね。大人だって「よく分からない」とか、「破たんしたやつでしょ?」なんて思っているくらいですから。

しかもビットコインの決済方法、ちょっとややこしいですからね。

FANCYのアイテムをビットコイン(Bitcoin)で購入(決済)する方法

FANCYが流行らないのは日本とアメリカは文化が真逆だから

FANCY商品到着画像2

↑こちらはFANCYで買ったマグカップです。

今でも問題なく買えますが、FANCYは本当に日本の市場を諦めてしまったのでしょうか?話題になった2013年以降、注目度も減っていますし、あまり活発な動きがありません。最近サイトデザインが少し変わったくらいです。

これ、おそらく日本とアメリカの文化の違いからきているのではないでしょうか?

実は先日、MFクラウドEXPO2016というイベントに参加してきたのですが、決済サービス「SPIKE」を運営するメタップスの社長佐藤航陽氏が語った「日本とアメリカは文化が真逆。」という言葉が、これによく当てはまるなぁと感じました。

日本の企業で、海外進出で成功している例はみな似通っているのだそう。それは何かというと、まず文化の似ている国で成功してから、徐々に別の文化圏へと進出しているということ。日本ならまずアジア圏で成功してから、徐々にアメリカに進出という具合に。

FANCYはこれの逆バージョンなんですよ。

FANCYはアメリカ生まれのサービスということで、UXは基本的に米国志向です。アイテムの説明は英語ですし、価格の表記も基本はドルですし、送料もドルです。

先ほど「日本とアメリカは文化が真逆。」と書きましたが、日本人はまだまだ英語やドルに慣れていないところがあります。さらに個人情報の意識がとても高いですから、容易にソーシャルサイトに住所やクレジットカードの登録もしないでしょう。

FANCYが世界的にどれくらい有名なサイトなのかは分かりませんが、UX的に、少なくとも「日本の文化」とは離れているように思います。

まとめ:日本語UXとインスタグラムを強化せよ!

日本人相手に、英語ライクなUXでは難しいのです。英語に対する抵抗感が半端ないんですから。

それでも、ツイッターもフェイスブックもインスタもYouTubeもアマゾンも、みんな日本語のUXにかなり力を入れたはずです。「まったく、なんで日本人はいつまで経っても英語が使えないんだ。チェリーパイでも食ってろ!」なんて、エンジニアが文句を言っていたかもしれません。

しかしその結果、各々にインフルエンサーが生まれ、これらのサービスは日本で今なお使い続けられているのではないでしょうか?

FANCYの強みはなんといっても、「日本にはない、オシャレで機能的なアイテムがたくさんあること」にあります。それを広めるには、日本語UXの強化は必須です。

今ならインスタグラムでの展開が最適じゃないかなぁ。FANCYはファッションアイテムとかも多いから、海外のモデルさんで使ってる人もいるし。日本のモデルさんとかタレントさんが使い始めたら、ずいぶん風向きも変わりそうだけど。

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