FRB利下げも雲行きが怪しいと思う理由
みなさんどうもFRB。米金利利下げをあまり良く思っていない@xi10jun1です。
利下げの是非ではなく、今後の展開が不安だと言う話です。
今回の米金利の利下げが果たしてソフトランディングなのかどうか。
利下げの意味を考える
前回の利下げから約9か月振りの実施になったわけですが、市場の反応は教科書通りでした。
ただパウエル議長の利下げに関する会見では、少々気になる文言も。
特に「新規雇用が少ないことを認めている」という点。つまり雇用の伸びが鈍化している景気悪化のサインなのでは?と。
特にトランプ大統領の関税政策で物価が高止まりする状況が続き、国内の消費が伸び悩むニュースがちょこちょこ出てきたんですよ。関税はそもそも価格に上乗せされるのでアメリカ国民が払うわけですが、さらなる物価高でついに消費が萎んだと見えます。
こうなると米経済悪化の可能性も高まるので、いわゆるソフトランディングかハードランディングかの見極めも必要になってきました。トランプ大統領でなければソフトランディングかなーとは思うのですが・・・。
なので米金利の利下げだけで『あーよかった』にはならないのかなと。それにドル円の動きを見ても、利下げアナウンス直後は円高になったのに、あっという間に円安に逆戻りでしたからね。市場は既に織り込んでいたんでしょうし、今回の利下げを好意的に捉えたというより、まだ様子見したいといった雰囲気だったかな。
まとめ:米経済の動向次第
利下げに伴う米株高が見受けられますが、油断はできないですね。
トランプ大統領の関税政策による景気悪化懸念はまだくすぶっていますし、また追加で何を言い出すか分からないですし。
米経済を慎重に見極めないと。
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