2024年は日銀の金融政策会合のたびに株価が乱高下する可能性
みなさんどうも金融政策。日銀の動向を見守る@xi10jun1です。
2024年が始まって2か月が経過しましたが、年初から大地震が起きるなど波乱の様相となっています。
相場も日銀の金融政策が変わるかもしれないからと、やや混乱する場面もちらほら。
日銀の審議委員の発言ですら市場が動く
先日、日銀の審議委員が地方懇談会にて「(2%の物価安定目標について)実現がようやく見通せる状況になってきた」と発言したことが市場を動かす結果になりました。
これが『日銀が金融引き締め(利上げ)に動くのでは?』という示唆として受け取られたからです。
日銀総裁の記者会見や国会での発言で動くならともかく、審議委員の地方での発言まで動く要因だとすれば、市場はかなり日銀の金融政策を警戒しているということになります。
現状、米金利は『今年いつ利下げするか?』に焦点が移っていて、正直、織り込まれていることでしょう。サプライズがあるとすれば年内利下げが延期されることくらいですが、米CPIなどの指標はある程度その域に達している状態ですのでね。
なので残る懸念は日銀の金融政策ということになります。ただでさえ昨年から『マイナス金利の解除はあるのか?』という疑心暗鬼が市場に渦巻いていて、そういった発言や思惑で市場が上下してきました。
今のところは半導体やAIの関連銘柄が国策化して上がっていますが、日銀の金融政策が引き締めに向かう可能性がより強く示唆されれば崩れる可能性もあります。それも全体が。
まとめ:日銀の金融政策次第では市場が急変
昨年から続くマイナス金利の解除の行方が日銀の金融政策決定会合のたびに話題になっているので、市場はその都度上下に振られるでしょうね。
FOMCもあるんですが、利下げについての言及待ちみたいなところがあるので織り込まれているはず。
変なサプライズさえ無ければいいんですが・・・。
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