日経平均反落。日銀の金融政策決定会合は現状維持で事実で売りの状態に。

2024年1月23日今日の運用成績

日経平均は反落になりましたね。

日中は高値更新しそうな勢いでしたが、日銀の金融政策決定会合が現状維持となると『事実で売り』よろしくドカッと下げてしまった形です。

とりあえずは大型イベントを通過したわけですが、ここからどうなるか。

今日の日経平均と東証グロース市場250指数の市況

日経平均は反落。

前日比-29.38円の36,517.57円で取引終了です。

日銀の金融政策決定会合までは上り調子で上がっていたんですが、お昼に現状維持が伝わると一気に下降線になりまさかのマイ転。

久々に綺麗な『事実で売り』となったので、頂点で売っていた人は儲かったか、売りポジの含み損を抱えている人はちょっと安心したかな。

ただここから先の値動きは怖いところがあるな。

東証グロース市場250指数は反落。

前日比-1.97円の707.28円で取引終了です。

新興市場も昨日まであんなに調子良かったのに、こちらも事実で売りの状態。

まして新興市場にとってはマイナス金利の解除の可能性があっただけに、やや緊張の相場だったはずです。

先延ばしになっただけで、米金利の利下げが起きても日本で利上げになっては元も子もないですからねぇ。

本日の運用成績はこちらです。

現状維持がいつまで続くか

能登の震災のこともあるので、ここでのマイナス金利の解除の可能性はそれほど大きくはなかったでしょう。

それだけに噂で買って事実で売るが綺麗に完成した今日の相場は、正直この先にまだ憂慮を残した形になりました。

結局、日銀の金融政策決定会合のたびにマイナス金利の解除の可能性が取り沙汰されるわけですからね。新興市場にとっては痛い話題ですよ。

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