ロシアが敗北した場合の相場とその後の情勢予想。
みなさんどうもロシア連邦。おそらく高確率で敗北するであろうロシアのその後を見据える@xi10jun1です。
国民を動員してまでも戦線を維持したいロシアですが、まぁ上手くいかないでしょう。
で、実際にロシアが敗北となった場合、その後の相場がどうなるかを予測していきます。
ロシア敗北後にインフレ解消
まずここで言う敗北を定義すると、ロシアがウクライナ侵攻に失敗することを指します。ていうか、そもそもの主目的であるウクライナの首都を陥落させることができない時点で負けているわけですが。
で、一般的に戦争の敗戦国に課されるのは戦勝国との条約と賠償金です。今回のウクライナ侵攻を戦争と定義するかどうかはともかく、敗北後はロシアには巨額の賠償金が課されるでしょう。
敗戦となった場合、その国の代表は退くのが一般的ですし、同時に国のルールも大きく変わるはずです。なのでこれまで西側諸国に対する制裁への報復措置が全て解除され、エネルギーや貿易にかかる問題が全て解決に向かいます。
とりわけ原油と小麦の値段が上がっていたわけですが、それが一気に下がるでしょう。小麦の輸出大国だったウクライナですが、すぐには生産が難しいとはいえ、その期待感は一気に市場をめぐるはず。
そうなると、アメリカのインフレ解消にも期待感が出てきます。インフレ解消のために利上げを行っていたFRBも、その見通しが出るとなれば利下げへ動くでしょう。
株高、ドル売り、円高。現状の問題が一気に解消されて、物価も落ち着いてくるわけです。
中国が新たなリスクに
そして新しいリスクとして中国が出てきます。
現状の中国は経済の悪化が深刻で、とりわけ昨年より話題となっている不動産関連会社の不況が目立ちます。さらにゼロコロナ戦略が経済を締め付ける結果となり、経済成長率に関しては格付け会社や金融機関の見通しは悪く、これまでよりも引き下げられた数字が話題です。
何より、ロシアが敗戦となることで立場がさらに悪くなります。もうその辺を見越してか、ロシアとは距離をおきつつあるようですが。
取り沙汰されている台湾侵攻の話題も暗礁気味。憶測ながら、ロシアがケツ持ちになる予定だったのでしょう。それがウクライナ侵攻の失敗という敗北によって瓦解するとなると、既に台湾有事に対応すると明言したアメリカとの軋轢も相まって難しくなるはず。
まとめ:ロシアの敗北で状況が好転するが、やはり核の懸念・・・
本職の軍人を投入しても主目的はおろか反転攻勢されて戦線もままならないのに、国内から戦えそうな人材持ってくる策をぶち上げたところでどうにかなるわけがないことは、戦争に詳しくない僕でも分かりますよ。
ただロシアはかなり窮地に追い込まれていますので、核兵器という最終手段もリスクとしてはまだ残っています。
敗戦濃厚とはいえ、油断ならないですな。
~注目:M&Aマッチングサービス~
現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。
→[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ
スポンサーリンク
当ブログのスポンサー