2021年最初のビットコインの暴落に見る仮想通貨相場の予想

ビットコイン,仮想通貨

2016年5月から2021年5月までのビットコイン相場チャート

みなさんどうも仮想通貨!新たにシンボル(XYM)を買った@xi10jun1です。

2021年の5月になってビットコインが暴落しまして、仮想通貨市場が大荒れとなってますね。

またいつものように買い増ししている人がいるようですが、今回の下げ方をどう見るべきか。

中国発の仮想通貨の下げはこれまでもあったが

2016年5月から2021年5月までのビットコイン相場チャート

こちらは2016年5月から2021年5月までのビットコイン相場チャート(円建て)です。

ご存知の通り、これまでにも中国発(取引所停止やGOXなど)で下げてきた局面がありましたが、その後低迷期間があるとはいえ上げてきたわけです。

今月にも中国が仮想通貨の規制強化を表明していますが、これまでの相場であればまた復活して上がってくる可能性があるはず。

仮想通貨への逆風は金融引き締めとSDGs

しかしビットコインをはじめとする仮想通貨への逆風は中国だけではありません。

まずは金融の引き締め。経済活動が再開した国で、テーパリングをはじめとする金融の引き締め策が話題に上るようになってきました。

本来であれば仮想通貨には直接の影響はないんですが、コロナショックからの金融緩和でジャブジャブの金余り相場で上がってきた側面もあるので、景気が回復してくれば元に戻る値動きが起きます。

金利上昇からの株価下落はもちろん、アメリカに至ってはキャピタルゲイン増税をはじめとした税率上昇が予定されているわけで、十分に利幅の乗った仮想通貨を利確する向きは起きるでしょうね。

そうなるとコロナ前の価格へ収れんしていく可能性がある、ということ。

そしてSDGs。

「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」と呼ばれる、経済・社会・環境をよりよくしていこうという世界的な流れが起きているなかにあって、大量の電気を消費するビットコインは『環境への配慮』という点で真っ向から対立してしまう概念なのです。

なので仮想通貨全体で見ると既存のコインは次はSDGsに合致せず、規制や取り扱いの制限といった措置が取られる可能性が高いので、もう一段の強烈な下げに警戒が必要になります。

もちろんこれからこのSDGsにも適応したナントカコインが出てくるはずですが、それまで相場が持つだろうか・・・。

まとめ:仮想通貨はこれからまた厳しくなると予想

コロナショックからの金余りの時間が、間もなく終わるかもしれません。

世界的には既に経済活動再開の動きが広まっているわけですし、相場は常に先々を織り込んで動きますから、金融引き締めや株価下落に備えて資産確保のために売るなどして高値更新は難しくなってくるかなと。

イーロン・マスクが何かいろいろ言っていますが、いかに影響力があろうと、それこそヘッジファンドや空売り屋と呼ばれる大口の餌食になるでしょう。彼に群がってくる金持ちからお金を回収できるんですから。

チャンスがあるとすればSDGsにも適応したナントカコインが新たに注目されて上がってくる、といったところですかね。

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2021年5月23日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。