日経平均はコロナ後の円安株安の相場でどう動くか?
皆さんどうも日経平均。ダブルベアのポジがまだ含み損の@xi10jun1です。
景気回復を織り込んだアメリカの長期国債利回りの急騰により、にわかに金利上昇懸念からドル買いが進行した為替相場。
ドル円の含み益は300pipsになってきましたが、円安株安になるのでしょうか?
円安株安の相場は良くない理由
一般的に、株式市場は円安だと上がり、円高だと下がるのがセオリーです。日本は輸出で儲ける国ですからね。
しかし現在はというと、昨年末103円台だったドル円が金利上昇を織り込んでドル買いとなり、現時点では108円台と実に2ヶ月ほどで5円の円安になっています。
本来ならば円安を好感して株式は上がるはずですが、アメリカのハイテク銘柄を中心に金利上昇懸念を嫌気した株価の下落が起きたためにこちらの市場も下がっているという状態です。
要するに、この円安株安はアメリカひいてはドル主導で引き起こされており、且つこれまで金融緩和で上げてきた分、先々の材料を織り込む株式市場の性質からしてかなりの売りを招く厄介なものと見受けられます。
コロナ後の先々の材料
じゃあ先々の材料は何かというと、例えばバイデン政権下ではトランプ前大統領が行ってきた法人減税の見直しがあります。
さらにバイデン政権は賃金の上昇も行う予定です。
また米中摩擦も再燃するでしょう。これまでの貿易や中国系通信会社への圧力のみならず、香港、台湾、ウイグルへの人権問題が新たに加わるわけです。
あるいはビットコインが環境問題化するなど。マイニングにかかる電力消費は国家レベルに相当してきており、世界的に環境問題に取り組む流れから逆行しているわけです。
となると、環境問題の政策にも取り組むバイデン政権はもちろん、欧州をはじめとする意識の高い国々が仮想通貨を規制しだす可能性は無視できません。
仮想通貨の価格が暴落することで、損失の穴埋めとばかりにヘッジファンドが現物資産を売却してきて株価暴落、なんてことも考えられるでしょう。
まとめ:FRBが金利抑制に動くか?
当面は金利を意識した相場が続くでしょうから、FRBの動向には注視しておきたいですね。
そしてアメリカの1.9兆ドルもの経済対策が実現すれば、材料出尽くしの下げになる可能性もあります。
前途多難ですな。
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