Funds(ファンズ)のセミナーに参加!貸付ファンドについての質問と回答まとめ

2019年2月2日funds

みなさんどうも貸付ファンド!投資は株式派の@xi10jun1です。

株式会社クラウドポートが運営する、貸付ファンドのオンラインマーケットFunds(ファンズ)のセミナーに参加してきました。

そこで出た質問や、登壇された藤田雄一郎代表取締役の回答について箇条書きでまとめておきます。

Funds(ファンズ)とは?

Funds(ファンズ)は、貸付ファンドと呼ばれる利回りと運用期間が予定された金融商品に投資できるサービスです。

概要がこちら。

  • サービス名:Funds
  • 運営会社:ファンズ株式会社
  • 設立:2016年11月1日
  • 代表取締役:藤田雄一郎
  • 住所:〒106-0031 東京都港区西麻布3-2-1 北辰ビル7階
  • 事業内容:金融商品取引業、インターネットによる情報サービス業
  • 登録:第二種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3103号
  • 加入団体:一般社団法人第二種金融商品取引業協会加入
  • 出資企業:B Dash Ventures株式会社、AG キャピタル株式会社、みずほキャピタル株式会社
  • 口座開設公式ページ→Funds

元々ソーシャルレンディングの比較サイト『クラウドポート』を運営していた株式会社クラウドポート(ファンズ株式会社の前身)が、その事業を株式会社ZUUに譲渡し、新たに貸付ファンドのオンラインマーケット「Funds」として運営を開始しています。

仕組みとしては投資型クラウドファンディング(あるいはソーシャルレンディング)と似ているものの、次のような違いがあります。

  • 利回りは低い(投資型クラウドファンディング→年率・税引前5%~10%、funds→年率・税引前1.5%~6%)
  • Fundsとファンド組成企業は別々(ソーシャルレンディングは一体型が多い)

Funds(ファンズ)のリスク

Funds(ファンズ)の主なリスクは下記の通り。

  • 元本棄損のリスク
  • ファンド組成企業の固有のリスク(倒産、事業、不正など)
  • 運用期間中解約不可(必要になっても引き出せないリスク)
  • 運用期間の延長リスク
  • 早期償還リスク(収益減少)
  • 事業リスク(クラウドポートの不祥事や倒産など)

また業界全体として、為替リスク(為替の変動により投資先企業の業績が悪化するなど)、規制リスク(金融庁や政府による規制に伴う事業の縮小)も考慮すべきですね。

セミナーの概要と内容

セミナーは口座を開設していなくても申し込めます。

ここからはセミナーの内容について、要所を抑えたところだけ箇条書きで明記していきます。

本セミナーのスライドはさすがに掲載できないので、ご自身で参加してお確かめください。

  • Fundsは日本初貸付ファンドのオンラインマーケット
  • 貸付投資のマーケット需要は大きい
  • スマホ一つでできるように
  • 仕組みはソーシャルレンディングに近いが、会社とファンド組成企業は別になっている
  • ファンド組成企業に投資できる
  • ファンド組成企業の審査のポイント→「上場企業」または「監査法人の監査を受けている」または「VCから出資を受けている」
  • 上場企業やそれを目指す企業(VCから出資を受けている)なら不正を起こしにくいという一定の信頼性がある。これらの審査項目は、第三者からの牽制(監視や審査)がある状態
  • それでいて成長が期待できる企業へ投資が主
  • 上場企業やグループ企業に絞ることで、中小企業などへの投資よりリスクは抑えられるが収益性(利回り)も低くなる
  • 最小投資単位1円、1円単位で再投資可能、複利を運用・投資できる
  • 相場に左右されず動かす必要もないがデフォルトが発生するリスクがある
  • ソーシャルレンディングはファンド組成企業と実質一緒だったが、fundsは分けている
  • 元本棄損のリスク
  • ファンド組成企業の固有のリスク(倒産、事業、不正など)
  • 運用期間中解約不可(必要になっても引き出せないリスク)
  • 運用期間の延長リスク
  • 早期償還リスク(収益減少)
  • 審査・モニタリングの徹底
  • ファンド組成企業の審査と借り手企業の査定を行う:実在性、必要な許認可の取得状況、財政の健全性(初回だけではなく決算期ごとに審査を行う)
  • ファンド審査も行う
  • ソーシャルレンディングは高利回りで訴求していったが、fundsは投資先を厳選することでリスクを抑える

セミナーで出た質問と回答

続いてセミナーで出た質問と、それについての回答まとめです。こちらも実際の質問を簡潔にして箇条書きにしています。

Q:関係会社貸付スキームでベンチャー企業が見受けられたが選定したのはなぜ?

A:ファンド組成企業がベンチャー企業に出資することがある。

Q:ということは、スタートアップにも投資するの?

A:審査は厳しくなるが、VCから出資を受けているかどうかが対象。できたばかりの本当のベンチャーは取り扱わない。

Q:借り手企業の資金の用途は?

アイフルならその先で貸し付けを行うなど、企業によって様々。

Q:財務の審査は貸したお金についても追っていくの?

A:はい。

Q:早期償還した会社のペナルティは?

A:ございません。

Q:ファンド名に#1とあるがシリーズがある?

A:ある。今後公開していく。

Q:初回の投資ができなかった。システムの拡充をしてほしい

A:多くのご指摘をいただいているので取り組みます。

Q:協業検討(セミナーのスクリーンだけで公開されていた)企業はwebに出てる?

A:今後出る予定。

Q:投資先の査定は誰がどういうプロセスで行っているの?

A:最終的な審査の決定者は選任の取締役だが、営業担当や財務担当も審査し、審査委員会での検討も含め3段階ある。我々だけで全てを行っているわけではなく外部(有力者)の意見も取り入れて行う。

Q:リコースローン(担保を差し入れるローンのことで、我々の想像する一般的なローンのこと)の担保はある?

A:担保は取っていない。ファンド組成企業から貸す相手(関係会社)に担保を取る意味はないので。

Q:Funds自体の取り分は?

A:会社によって取り分の違いがあり、幅があるので公表していない。いずれは公開予定。

Q:借り手企業の子会社の定義(あるいは審査基準として)は?

A:100%子会社である必要はない。30%の場合もある。

Q:日中の募集開始では投資は難しい。対策はある?

A:先日は初回ということもあって日中になってしまったが、想定より多くの応募があった。今後は時間帯や情報開示のタイミングの対策をしていく。いつFundsに来ても投資できるようにしていくのが理想。

Q:初回の募集のときキャンセル率や申し込み忘れは?

A:100万円ほどあった。

Q:1人の投資できる投資額についてサイトに年間500万円とあったがどういうこと?

A:ややこしくなって申し訳ない。免許状、事業型ファンドは1人年間500万円までだが、fundsは融資型になっているので問題ない。

Q:昨年ソーシャルレンディング界隈で不祥事が相次いだ。Fundsのガバナンスについてどうなっている?(僕が質問しました)

A:昨年の不祥事はソーシャルレンディングの会社と案件の組成企業が一体(実質同じ企業)で、ガバナンスが効かなかったことも挙げられる。また資金使途や誤解を与える表現が目立った。Fundsは外部からの監視だけではなく、自浄作用を働かせていく。

Q:上場会社でも不正はあるが、Fundsとしての調査はどうするの?

A:おっしゃる通り、上場企業だからといって安心ではない。そこはリスクとして捉えてほしい。

Q:事業としての方向性は?

A:日本政府として資産運用を進めたいようだが、株式以外の選択肢もあるといい。税制の改正(分離課税ではなく総合課税になっている)も検討している。

Q:銀行はこの業界をどのように見てる?

A:銀行はなかなか踏み込めない領域なので我々が担う。市場規模的にはまだ彼らは注目していないと思われるが、今後協業もあるかもしれない。

Q:大きなファンドとの協業は?

A:銀行とあいのりで投資することもありうる

まとめ:Funds(ファンズ)が新たな投資先となるか

セミナーの感想としては、クラウドポートを運用してきて得た知見を反映させたサービスなのかなと感じました。

ソーシャルレンディングや仮想通貨・ICOも含め、特に2016年~2018年にかけてのフィンテックサービスの不祥事が相次いでいることを憂慮している様子でした。『目先の利益や実の無い急成長の反動が、業界全体の信頼性を損ねている現状をなんとかしたい』、といった感じです。

とりあえず画像の通り、口座は申し込んでみたので、今後ファンドに投資できたら経緯や結果を報告していきますね。

口座開設公式ページ→Funds

再掲:Funds(ファンズ)のリスク

Funds(ファンズ)の主なリスクは下記の通り。

  • 元本棄損のリスク
  • ファンド組成企業の固有のリスク(倒産、事業、不正など)
  • 運用期間中解約不可(必要になっても引き出せないリスク)
  • 運用期間の延長リスク
  • 早期償還リスク(収益減少)
  • 事業リスク(クラウドポートの不祥事や倒産など)

また業界全体として、為替リスク(為替の変動により投資先企業の業績が悪化するなど)、規制リスク(金融庁や政府による規制に伴う事業の縮小)も考慮すべきですね。

口座開設公式ページ→Funds

~注目:M&Aマッチングサービス~

現在、景況感の悪化に伴い、M&Aマッチングサービスで事業やサービス、メディアを売却する動きが出ています。下記記事に詳細をまとめましたので、資金繰りの案としてご検討ください。

[2020年最新版]事業や資産の売却(資金繰り)に使えるM&A(事業継承)マッチングサービスまとめ

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※このメッセージは1年以上前の記事(当記事最初の更新は2019年2月2日)に出るものです。最新の情報と異なる可能性がありますので、公式サイトへアクセスするか別途お調べください。

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Posted by jun


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